インタビュー・レポート

三浦春馬さんが、大ヒットミュージカルで再び当たり役に挑む

大きな支えになっている友人たちの存在

憧れの度合いは、ますます強まっているという三浦さん。もしかしたら、2018年4月から司会を務めている、NHKの紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』の影響で、海外をより身近に感じるようになったこともあるかもしれない。

「そうですね。視野は確実に広くなったと思います。行ってみたい国もどんどん増えていますし(笑)。たとえば、マルタ共和国で、フィリグリーという繊細な銀線細工のアクセサリーの魅力を、職人さんや建物も含めて、実際に現地の雰囲気に触れながら感じてみたいなと思ったり。

オーストラリアのメルボルンに遊びに行って、いろいろな文化をミックスしながら新しいコラボレーションを模索している、活気ある街の雰囲気やつくり手たちに触れたり、サーフィンを楽しんだりしたいなあと思ったり。まあ、プライベートでのんびり旅をすることは、当分難しそうではありますけど(笑)」

それもしかたがないのだろう。なにせ、このルックスで、芝居も歌も踊りもトークも優れた逸材。活躍の場は広がるばかりだ。しかも、その旺盛な向学心で、たえず成長し続けている。その原動力は、いったいどこからきているのだろう?

「1つは、純粋に仕事が楽しくなってきていること。もう1つは、小学校5年生のときから親しくしている格闘家の兄弟の存在が大きいと思います。僕は俳優の道、彼らは格闘家の道で、お互い頑張っていくことを約束し合った仲で、彼らにいい報告ができるように頑張る!という感じなので(笑)。

一緒にご飯を食べに行っては、近い将来のこと、遠い将来のこと、いろいろなことを楽しく会話して、刺激をもらったり、自分に噓のない、いい芝居をしていこうと改めて思ったり……。体の鍛え方や栄養面についても的確なアドバイスをくれるので、体づくりにおけるパーソナルトレーナーでもあるし、メンタル面でもかなり支えてもらっています」

そんな三浦さんは、『キンキーブーツ』の稽古中に29歳の誕生日を迎える。どんなふうに年を重ねていきたいと思っているのだろう?

「年齢を意識すること自体、あまりないんです。ただ、漠然としていますが、“いい年の取り方をして、いい俳優になりたいな”とは思っています。自分を信じて、いろいろなことに挑戦して、“この表現はこの人にしかできないよね”と思ってもらえるような俳優になっていけたらなと」

自分を磨き、多くのことを吸収して、3年分進化した三浦さんが演じる、深化したローラも楽しみだ。

「僕が初めて、何があっても絶対にやりたい!と思った役です。カンパニー全員で、観てくださったかたがたの気持ちを底上げして、しばらく元気でいられるような特別な舞台をお届けします。まずは足を運んでほしいです。絶対に損はさせません!」

三浦春馬/Haruma Miura

三浦春馬

1990年、茨城県出身。2008年に『恋空』で日本アカデミー賞新人俳優賞、15年に『永遠の0』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が公開中、また『アイネクライネナハトムジーク』が2019年秋に公開予定。

ブロードウェイミュージカル
『キンキーブーツ 』

『キンキーブーツ 』

脚本/ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞/シンディ・ローパー
演出・振付/ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本/岸谷五朗
訳詞/森 雪之丞
出演/小池徹平、三浦春馬、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた ほか

2019年4月16日~5月12日 東急シアターオーブ〈東京〉
S席1万3500円ほか サンライズプロモーション東京
TEL:0570(200)3337

5月19日~28日 オリックス劇場〈大阪〉
S席1万3500円ほか キョードーインフォメーション
TEL:0570(200)888
※大阪公演は1月19日よりチケット一般発売

表示価格はすべて税抜きです。

取材・構成・文/岡﨑 香 撮影/合田昌弘 ヘア&メイク/倉田明美 スタイリング/池田尚輝

「家庭画報」2019年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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