インタビュー・レポート
2018/12/07
完成した作品を観て、「最高レベルのお芝居がすぐにできなかったことが反省材料として残りました」とアンジェラさん。
「撮影スケジュールがとてもタイトで。だいたい1〜2回で、それぞれのカットにOKが出ていたんですね。その中で自分の持っている力を最大限出せたのかどうか、とても不安でした。完成した作品を観てもやっぱり、もう1回できたらもっとよかったんじゃないかと思う場面がたくさんあって。タイトなスケジュールでも、これからは最高レベルのお芝居ができるように、頑張っていきたいと思います」
では、自身の芝居に納得ができたシーンはあるかと聞いてみると、「洞窟でのオダギリさんとの会話のシーン」という答えが。
「お互いに言葉での意思疎通は自由にはならないんですけど、なんとなく心を通わせることができたという雰囲気というか、そういう場面をきちんと描くことができたんじゃないかなと思っています。脚本を読んだ段階でも、そのシーンが一番大切だと思いました。そこを、一番うまくいったんじゃないかと思えるのは、オダギリさんのおかげでもあります」
香港では友人と一緒に本作を観賞。無力感、時代は変わる、自分の力ではどうしようもないこと。そんな言葉が感想として聞けたそう。
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