インタビュー・レポート

密室でスリリングに展開する極上の会話劇。段田安則さんが舞台『出口なし』に出演!

【連載】「今、この人に会いたい!」段田安則さん ※秘蔵フォトギャラリーあり


出身は京都。時折り混じる、柔らかな京都弁がまた魅力的。

段田安則さんが、大竹しのぶさん、多部未華子さんとともに、密室劇に挑みます。哲学者ジャン=ポール・サルトルの劇作家としての代表作『出口なし』。窓も鏡もない部屋に閉じ込められた初対面の男女3人が、少しずつ自身の素性や過去を語り出し、やがて互いを挑発するように言葉をぶつけ合う……。濃密でスリリングなひとときをぜひ!

――とても魅力的な顔合わせですね。

「僕もそう思います。自分はさて置き、大竹さんと多部さんで、あの哲学者サルトルの『出口なし』をやるわけですから。実は僕は、サルトルが戯曲を書いていることさえ知らなかったんですが(笑)、お芝居がお好きな方に、観たい!面白そうだなと思っていただけるような組み合わせじゃないかなと。実際、知り合いからは早々にチケットを頼まれました。いつもは観に来てくれない人なんですけどね(笑)」

――サルトルが“自分の社会的存在は、他者から向けられる視線や態度を通してしか知ることができない”というセオリーに基づいて書いたこの戯曲。読んでどう思われたでしょう?

「正直、これは厄介だな、手強いなと感じています。でも話が観念的で、具体的に何かが起きて進んでいくようなものではない分、普通のリアルな芝居にはない面白さは絶対にあると思っています。そもそも、全てが理解できて、登場人物の心情がきちんと見える芝居が、いい芝居かといえば、そんなことはないわけですから。それに、最初は“これは難しい。ヤバい”と思っていた戯曲でも、稽古を重ねて本番になったら、意外なほど面白くなることは結構あります。今回もそうできるように、全力で頑張ります」

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