いよいよ平昌五輪へ向けてシーズン開幕！
ジャパンオープンとロシア杯、カナダ杯の熱い戦い
必見！ 秘蔵フォトギャラリーあり
2018年2月開幕予定の平昌五輪まで、あと約3か月。いよいよフィギュアスケートのオリンピックシーズンが始まりました！ ロシア、カナダ、中国、日本、フランス、アメリカ各国で開催される6大会の結果で決まるグランプリ(GP) ファイナル進出を目指して行われるGPシリーズは、平昌五輪への出場権と直接は関係ないものの、五輪の表彰台にどの国のどのスケーターが上がってくるかを占う前哨戦ともなるため、例年以上の注目を集めています。しかも、今回のGPファイナルは12月7日～10日、日本・名古屋で行われるため、早くもかなりの盛り上がりを見せています。
GPシリーズが始まる少し前、国内シーズンの開幕戦ともいわれるジャパンオープンが、10月７日にさいたまスーパーアリーナで行われました。その様子を写真で振り返りつつ、10月20日～22日に開催されたGPシリーズのロシア大会(ロステレコム杯)とカナダ大会（10月27日～29日）の感想も一部織り込みながら、男子スケーターに絞って思いを馳せてみます。
日本、北米、ヨーロッパの３チームで、現役選手とプロのスケーター混合の男女が3選手ずつフリースケーティング(以下、FS)を滑ってチーム順位を競うジャパンオープン。男女それぞれ上位2人の合計点で、順位が決まります。日本チームには宇野昌磨選手、織田信成さんに三原舞依選手、本田真凜選手が、アメリカチームにはネイサン・チェン選手が、そしてヨーロッパチームにはハビエル・フェルナンデス選手、エフゲニア・メドベージェワ選手が出場するなど、豪華な顔ぶれが集まりました。
平昌五輪につながるジャパンオープン2017でもあったので、本当は現役選手だけに言及するつもりでいたのですが、今回のリポートはそういうわけにはいかなくなってしまいました。織田信成さん、そしてゲストスケーターとして登場した町田 樹さんが、あまりにも素晴らしかったのです。
