インタビュー・レポート

映画『返還交渉人』で井浦 新さんが演じるのは、実在した昭和の豪傑!

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俳優やナレーションなど、演じることにとどまらず幅広く活躍する井浦 新さん。文化・芸術にも造詣が深く、多方面で才能を発揮する。

描かれるのは、沖縄返還交渉において大きな役割を担った一人の外交官

この10年、国内から毎年500万人以上が足を運んでいるリゾートアイランド・沖縄。今では気軽に訪れることができる沖縄ですが、46年前まではパスポート(正確には沖縄渡航専用のパスポート代わりとなる身分証明書)とビザ(入域許可証)、出国手続き、ドルへの両替などが必要でした。

沖縄がアメリカの施政権下に置かれていたためです。沖縄が日本に返還されたのは、1972年5月15日。返還に際しては、沖縄に配備されていた核兵器と基地が大きな問題となり、アメリカとの交渉が続きました。

『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』で井浦 新さんが演じた千葉一夫さんは、外交交渉の最前線にいた実在の人物。核兵器撤去と基地をベトナム戦争の出撃拠点としないよう、一歩も譲らない姿勢で交渉に臨んだ千葉さんを「昭和という時代の中にいた豪傑の一人」と井浦さんは言います。そんな千葉さんを演じるにあたり、クランクイン前には沖縄に足を運び、千葉さんの墓前へも。

「実在の人物を演じさせていただくときは、必ずお墓参りをさせてもらって、会えるのであればご遺族にもお会いして、自分の気持ちを伝えさせていただいています」

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