フィギュアスケート

世界中を感動と歓喜の渦に巻き込んだ羽生選手&宇野選手

【連載】フィギュアスケート愛(eye) ※秘蔵フォトギャラリーあり

新華社/アフロ

フィギュアスケート愛(eye)とは……本誌『家庭画報』の「フィギュアスケート」特集を担当する、フリー編集者・ライターの小松庸子さんが独自の視点で取材の舞台裏や選手のトピックスなどを綴ります。

平昌五輪は
まさに羽生結弦選手のための舞台だった
神様に選ばれた勇者、降臨

2018年2月17日。平昌五輪の江陵アイスアリーナリンクにて、まるで映画やドラマのようなことが現実に起きました。

日本列島を席捲した歓喜のニュース、もちろんご覧になられていますよね。あまりに劇的すぎる、羽生結弦選手の復活優勝劇。しかも男子フィギュアスケートにおける、66年ぶりの連覇です。SP(ショートプログラム)111.68、FS(フリースケーティング)206.17、合計317.85点と、10点以上の大差をつけての圧勝でした。

出場さえも危ぶまれた中で手にした金メダルは、今大会、日本にとって初めてもたらされた金メダルでもありました。

さらに、これが冬季オリンピック通算1000個目の金メダルだったというのですから、もうすべての出来事がこの栄光につながっていたとしか思えないシチュエーションです。まさに、事実は小説より奇なり、ですね。でも、その栄光を掴みとれたのはこの物語の主人公が羽生選手だったから。

ソチ五輪で金メダルを手にした19歳からの4年間、決して順風満帆ではありませんでした。

ご存じのように、怪我、手術……幾度もの試練が羽生選手を襲いました。

「(11月に怪我をしてから氷上練習再開までの)2か月間は無駄だったとは思っていないし、むしろまたたくさんのことを学べたと思っています」と羽生選手は優勝後の記者会見で語っていましたが、すべてがプラスになりましたよね、とこちらが簡単にはいえないほど、ここまでの道のりは過酷でした。

それを乗り越えられた羽生選手だからこそ、誰もが手にできるわけではない奇跡を掴みとれたのだと思います。

 

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