フィギュアスケート

圧巻の氷上レビューショー!髙橋大輔選手主演「LUXE」で魅せた、夢の世界巡り

1.Act.1 Scene4「Miroir-鏡-」
髙橋大輔選手&田中刑事選手

主演の髙橋大輔選手と、田中刑事選手が2人で演じたAct.1 Scene4の「Miroir」。アイスダンサーとして、さらに表現の深みが増した髙橋選手、負けずについていった田中選手。2人きりの耽美な世界観を堪能しました。写真/LUXE

前半のハイライトの1つはScene4「Miroir-鏡-」。「湖の水面に自らの姿を映したナルシス。彼は水底から、もう1人の自分に見つめられていることに気づく」。美少年ナルシスを髙橋選手、水面に映った鏡像を田中刑事選手が演じたのですが、この2人が奏でる物語に心奪われました。稀代の表現者・髙橋選手を相手に、2人きりで演じる田中選手のプレッシャーたるや想像するに難くありません。

もともと、その艶のある表現力に定評のある田中刑事選手ですが、髙橋選手のオーラを間近で浴びてさらに開眼したのでしょうか。見事な演技を披露。田中選手のプログラムのなかでも、エキシビションナンバーは特に秀逸なものが多いですが、演技を自然に体現する力を持っているのだと改めて感じました。髙橋選手との共演で掴んだものはきっと大きいに違いありません。

2.Act.1 Scene5「Rêves-夢-」
平原綾香さん

前半最後を飾った場面での、平原綾香さんの歌のチカラも特筆すべきシーン。宙で吊り下げられた椅子に座り、自身がこの公演のために手がけた主題歌「LUXE」を歌うパフォーマンスは本当に圧巻でした。エネルギーがみなぎる楽曲、会場を包む澄んだ力強い歌声。光の中に浮かび、キラキラと輝く無数のシャボン玉。その美しい光景が今も目に浮かびます。天空から、天使の歌声が舞い降りてきた時間でした。

スケートもできるアーティストとして前作でも奮闘されていましたが、今作の平原綾香さんは歌い、滑り、空中にも舞いとさらに大車輪の活躍ぶり。髙橋選手とお互いにその才能、感性をリスペクトし合っているのが伝わってきます。写真/LUXE

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

11月号 10月1日発売

京都の醍醐味

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading