インタビュー・レポート

話題のミュージカル『The PROM』に岸谷五朗さんと寺脇康文さんが挑む!

ユニットとして海外ミュージカルに挑むのは今回が初めて。脚本を書かずに済む分、楽かと思いきや「全然そんなことはなく、大変です」と岸谷さん。

――そんなお2人にとって、舞台はどういう場所ですか?

岸谷「必要不可欠な場所であることは、間違いないです。面白いのは、僕は撮影の現場に長くいるのは好きじゃなくて、終わったらすぐに帰るのに、舞台の稽古場にはずっといられちゃうんですよ。今は緊急事態宣言が出ているので、8時には帰らないといけないんですが、稽古が終わってもすぐに帰ろうとは思えなくて」

寺脇「時間の流れ方とか使い方が違う気がするよね。映像の現場では、自分に今ある引き出しを瞬時に探して、その中からどんどん取り出していくような作業になるんだけれども、舞台の稽古場はそんなにせかせかしていない。じっくりしっかり芝居をつくっていくから、引き出しが空っぽになったところに、またちょっとずつ入れていける。自分の勉強にもなるし、成長できる場だなと感じますね」

――地球ゴージャスを続けてきてよかったなと感じるのは、どんなときですか?

岸谷「今こうやって前に進めていること自体、幸せなことだなと感じますね。もちろん、先のことはわからない毎日ですけれども、マスクをして、PCR検査を受けて、演出席も全部ビニールシートで囲って……という感染症対策に、みんなもちょっとずつ慣れてきた。異様な雰囲気ではあるんだけれども、そうやって公演を打とうとできていることは幸せですね」

寺脇「そうだよね。今、稽古場に集まってくれている、我々が信頼しているメンバー全員が、そういった面倒なことにも負けずに、よりよい作品にしようと本当に頑張っている。マスクで顔は半分しか見えないけれども、その姿を見ているときの幸せ感といったらないですよ」

――3月10日にいよいよ初日を迎える『The PROM』、楽しみです。

寺脇「幅広い世代の方に楽しんでいただける作品になっています。我々中年世代も捨てたもんじゃないよというパワーに満ち溢れていますし、自分の若い頃を思い出すこともできると思います。歌と踊りをたっぷりと味わっていただいて、最後にはちょっと鳥肌が立つような感動が待っています。閉塞感のある日々が続く中、ぜひ心の栄養を摂りにいらしてください!」

岸谷「この作品をやろうと決めたときは、世の中がこんな状況になるなんて考えもしなかったんですが、今まさに必要な作品じゃないかなと思います。盛りだくさんのハイレベルな歌とダンスナンバーをしっかりお届けできるように、1月からみんなで必死に稽古してきました。観ていただければ、きっと元気が出るはず。劇場でお待ちしています!」

岸谷五朗/Goro Kishitani
寺脇康文/Yasufumi Terawaki

岸谷五朗/Goro Kishitani
俳優、演出家
1964年、東京都出身。1993年の映画『月はどっちに出ている』で俳優として高い評価を得る。以降、テレビドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。ミュージカルなどの演出も手がける。NHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演中。

寺脇康文/Yasufumi Terawaki
俳優
1962年、大阪府出身。「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」を経て、テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ番組の総合司会など幅広く活躍。NHK Eテレの語学番組『ボキャブライダー on TV』にレギュラー出演中。

Daiwa House Special Broadway Musical『The PROM』 produced by 地球ゴージャス

2021年3月10日~4月13日/TBS赤坂ACTシアター S席/1万3500円 A席/9000円 PROMシート/5000円 お問い合わせ/チケットスペース 電話03-3234-9999
5月9日~16日/大阪・フェスティバルホール ※3月27日より大阪公演チケット発売
脚本/ボブ・マーティン、チャド・ベゲリン 音楽/マシュー・スクラー 作詞/チャド・ベゲリン 日本語版脚本・訳詞・演出/岸谷五朗
出演/葵 わかな、三吉彩花、大黒摩季・草刈民代・保坂知寿、
霧矢大夢、佐賀龍彦(LE VELVETS)・TAKE(Skoop On Somebody)、
岸谷五朗、寺脇康文 ほか
https://www.chikyu-gorgeous.jp/the-prom/

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