きもので海外

来年日本でお会いしましょう! 旅の終着点はトルコ・カッパドキア

青嫁日記~きもので巡る世界の旅 Vol.22〔最終回〕

カッパドキア ブルーマンの妻北川聖子の青嫁日記

外国の街をきもので颯爽と歩く美女の正体は!? 世界的エンターテインメントグループ「ブルーマングループ」のパフォーマーである夫のワールドツアーに同行し、きもので世界各国を巡る北川聖子さんの旅日記。記事一覧はこちら>>

日に日に木々が色づく季節となりました。皆さま、健やかにお過ごしでしょうか?

私はといえば、このところ頻繁に舞台へ立つ機会を頂いており、もうダンサーを引退して8年近く経つというのに、鈍った体に鞭打ち、恥を忍んで芸術活動にいそしんでおりました。

ここ愛媛を拠点に、日本舞踊、詩吟、フラワーアレンジメント、それぞれの世界で活躍されているアーティストの皆さんと共演させていただき、クリエーションの面白さ、作品を観たお客様に喜んでいただけた時の大きな喜びを、改めて感じることができました。


そんなこんなで、ただがむしゃらに目の前にある目標をこなしていると……もう日本での滞在期間が残り半分を切ってるではありませんか!!!!

しかも、夫のアダムはあと2週間もしないうちに、またワールドツアーへ旅立ってしまう。またもや「夫婦円満別居生活」スタートです。私と息子は来年の3月まで、私の地元の松山に残りますが、その後はツアーに合流し、また旅暮らしとなります。

子供が可哀想なのでは?と、ご心配くださる方も多いのですが、実はまた旅暮らしに戻ることを決めたのは息子自身。彼がもう嫌だ!と言えば、絶対にワールドツアーのオファーは引き受けなかったのですが、去年のツアークルーがまるで家族のように彼を愛してくれたこと、そしていろんな言語と文化を肌で感じ、世界中に友達ができたことが、彼にとってもかけがえのない人生の宝となったようです。

そして更に、私たちをもう一度ワールドツアーへと掻き立てた理由……それは、次のツアーの開催地に日本(東京・名古屋・大阪)が含まれていたからです!「日本でブルーマンやるなら、私たち以外に誰が行く!」。家族全員が一致して参加を決意したのでした。

来年2019年の5月、6月。より多くの日本のお客様に、ブルーマンを観て、楽しんで頂けたら幸いです。

さて、今日のお話はトルコのカッパドキアでの体験記です。そう、いよいよここが旅の終着地。この連載の最終回となります。

買い物天国イスタンブールとお別れし、日本への帰路に着く前に最後の家族旅行に行くことにした私たち。トルコと言えば、やっぱりカッパドキアを見なきゃね!ということで目的地は即、決まりました。

この期間、次の公演先まで大道具の大移動があるため、ツアークルー全員が10日間ほど休みを取っていたので、てっきりみんなカッパドキアを見て帰るだろうと思ったのですが。だ、誰も一緒に来ない……。それどころか「え、カッパドキア? 何それ?」って、他のアメリカ人も、イギリス人も、ドイツ人もみんなカッパドキアを知らないのです。世界遺産なのに! トルコ風呂に並ぶ、名物でしょ!? どうやら、日本での知名度だけ異様に高いようなのですが、この知名度の低さはなぜなのでしょう? どなたかご存じの方がいらしたら教えてください(笑)。

こちらは「トルコ風呂」(ハンマーム)。

トルコ風呂 ブルーマンの妻北川聖子の青嫁日記

ついでに英語の発音はカッパドキアではなくカッパドチア。なんかちょっと可愛い。言い直してみたところで、結局知名度は低いのですが……。

イスタンブールからおよそ800km。飛行機で3時間ほどで、あのカッパドキア特有の不思議な景色に出会えます。夜暗くなってからの到着だったので、その日は宿泊先のホテルへ直行。今回私たちが宿泊したのも、洞窟を利用して造られたケイブホテル。正直、これはホテル?という外観ではありましたが、雰囲気満点でオーナーもとっても親切。快適なステイとなりました。カッパドキア ブルーマンの妻北川聖子の青嫁日記

カッパドキア ブルーマンの妻北川聖子の青嫁日記
翌朝、目が覚めてもベッドルームは驚くほど真っ暗。もちろん洞窟の中なので、奥側にある部屋に窓はありません。まるで時差ボケでもしているような感覚で、ぼ~っとしたまま玄関の扉を開けると、そこにはいまだかつて見たこともない景色が広がっていたのです!

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