日日是笑日

眠っていた素材をインテリアに活かすアイディア 柴田理恵のきもの遊び 「日日是“笑”日」

日日是“笑”日(にちにちこれしょうじつ) 女優の柴田理恵さんが綴るきもの日記。きもののリメイク術から、愛犬との心温まる暮らし、得意の料理など、笑顔あふれる日常をお送りします。前回の記事はこちら>>

師走〜インテリア遊び

大胆な唐草のアンティークきもので、富山県八尾の「桂樹舎」を訪れて。

捨てる前に、まずは自己流創作

2020年もあとわずか。1年を振り返ると、今年は例年よりも家で過ごす時間が長かったように感じます。私も時間を見つけては家の中を見渡し、せっせと自己流創作にいそしんでいました。

使わない帯はもちろん、リメイク後に残ったわずかな端裂から、夫の長襦袢にお気に入りの和紙のカレンダーまで……眠っていた素材をインテリアに活用。ちょっとした額を飾ったり、テーブルセンターを置くだけで、目に映る日常が好きなものでいっぱいになっていく……それも私の「日日是“笑”日」、大事な笑顔の素なのです。

私の捨てられないものリストの一つに、和紙工房「桂樹舎」のカレンダーがあります。昭和初期に芹沢銈介さんとともに独自の和紙を開発し、型絵染めと和紙を融合。ほっこりと優しい風合いに、暮らしで生きる美しく鮮やかな模様を染めた和紙は、いずれも目移りするものばかり。

なかでも芹沢銈介さんと桂樹舎が40年にわたり手がけてきたカレンダーは、テーマも意匠もバリエーションが豊富で、私も復刻版を幾度も買い求めました。その一部がご覧の品々です。コラージュしたり、モチーフを切り抜いて額装して楽しんでいます。


和紙工房「桂樹舎」のカレンダー。1枚の絵に見えるように、図柄をコラージュ。少し大きめの額に入れて飾ると、まるで芹沢銈介さんの作品のように!

愛らしいモチーフは、小さなフレームに入れて柱のアクセントに。

浦島太郎や花咲か爺さんなどの民話シリーズは、特にお気に入り。自ら鋏を入れることもままならなかったため、建具師さんにお願いして襖にアレンジしていただきました。

自作のクッションカバー。手前はコートの表地と裏地をパッチワーク。衿のシルエットをそのまま生かしたら、思いのほか幾何学的なデザインに! 奥は夫のウール地の長襦袢です。男物はシックな色柄のものが多く、インテリアにもなじみます。

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