イチから始めるきもの道

“日本最初の百貨店”で、女優・一色采子さんに聞いた「母譲りのきもの活用術」

新人きものライターE子&A子の「イチから始めるきもの道」 きものSalon編集部で働く新人きものライターの2人(E子とA子)が、「きもの道」を究めるべく大奮闘! 今さら聞けないきものの基本、皆さんもご一緒にこっそり楽しく学びませんか。記事一覧はこちら>>

第13回
一色采子さんに学ぶ
「母譲りのきもの」センスアップ術! 

気持ちの良い季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? A子はきものでお出かけしたくてウズウズしています。

というのも、先日「だいぶ着られるようになってきたね!」と『きものSalon』古谷編集長から嬉しいひと言が…! そうなんです、ワタクシ褒められるとどんどん木に登ってしまうんです(笑)

しかし、私が持っているきものや帯はほとんどが祖母や親戚から譲られたもので、どうしても“今っぽさ”に欠ける気が…。そんな、コーディネートに悩んでいた子羊にある日朗報が舞い込んできました。

なんと、お母さま譲りのきものを今様に着こなす達人で、著書『母のタンス、娘のセンス』も大好評の女優・一色采子さんのトークショーが日本橋三越本店で行われるというのです!

しかも今回は三越店内を巡る特別店内ツアーや一色さんのサイン会にも参加できるとのこと。E子と手を取り合い、さっそく潜入開始です!

一色采子 母のタンス、娘のセンス 書籍紹介

一色采子さんの著書『母のタンス、娘のセンス』。見ているだけでもうっとり&真似したいコーディネートが満載です。

三井×越後屋=「三越」って知ってた?  “日本最初の百貨店”をツアー

今回は特別招待の皆さんとご一緒です。ツアー開始時間が近づいてくると、素敵なきもの姿の方が続々と集合…!  さっそく始まった特別店内ツアーでは、皆さんと歴史ある日本橋三越本店の見どころを巡っていきます。

一色采子さん三越日本橋イベントレポート

ユーモアを交えた案内で楽しませてくれたストアアテンドの近藤さん(写真右)。呉服部勤務ではないのですが、きものが大好きで毎日きものを着て働いているそう。

江戸随一の大店呉服店だった「越後屋」を前身とする、日本最初の百貨店である三越。そのなかでも、本店である日本橋店の重厚な佇まいは別格! それもそのはず、ルネサンス様式の建築をはじめ計9か所が国の重要文化財に指定されているのです。

また、お馴染みの「ライオン像」も日本橋本店のみ1914年にイギリスで作られた特別なもので、この場所を護るかのように左右一対で鎮座しています。戦争や震災など幾度もの困難をくぐり抜けたことから、現在では“必勝祈願”の願掛けを行う受験生も多いそう(人気のない夜中にライオンの背にまたがって必勝祈願をする猛者もいるとのこと!)。

本館1階中央ホール(レセプション)には、天女が舞い降りた瞬間を切り取ったかのような「天女像」が。株式会社三越の創立50周年を記念して1960年に建立されたもので、吹き抜けに悠然とそびえ立つ姿は圧巻のひと言です。

一色采子さん三越日本橋イベントレポート

天女像は別名「まごころ像」とも。三越の基本理念である「まごころ」を象徴的に表現しています。

今回のツアーではこの他にも、大変珍しい劇場用パイプオルガンや建物内の大理石に眠る化石、アールデコ調の装飾ガラス、天井のステンドグラス、天女像のベストビューポイントなどを見て回りました。

一色采子さん三越日本橋イベントレポート

天女像をベストビューポイントから。今回は約30分の特別ツアーでしたが、通常は約70分をかけてより深く楽しむことができます。毎月第2土曜日に1日2回開催、中央ホールのレセプションで参加申し込みが可能です(参加費無料)。

 

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