母のタンス、娘のセンス

女優・一色采子の「母のタンス、娘のセンス」〜神無月 その1

〔今月の引き出し〕
地味紬に効く帯のアイディア

この連載開始からちょうど1年が経ちました。皆さま、いつも愛読いただきまして本当にありがとうございます。一色采子のきもの連載
最近では、あまり聞かれない言葉となりましたが、袷のきもの始めとなる10月は「きもののお正月」と呼ぶと、母からよく聞かされました。軽やかな夏のきものも魅力的ですが、絹の肌触りや重みを存分に感じられる袷の季節は、きもの愛好家にとっては嬉しい季節です。

今回は、現在発売中の『きものSalon 2018-19秋冬号』で披露した装いの、未掲載ショットをお届けします。誌面ではカットされた、素材のディテールや小物使いなどもご覧ください。

時代裂で作るオリエンタルな付け帯

戊辰戦争で官軍と激しく戦ったこの地は、今年で「戊辰150年」を迎えます。歴史的には「維新150年」と表現しますが、二本松では決して「維新」とは言いません。その戦争で唯一焼けずに残ったのが、こちらの箕輪門(みのわもん)です。

一色采子のきもの連載誌面で最初に登場するロケ地、福島県二本松市の二本松城箕輪門。

実際に撮影が行われたのは6月上旬。しかもこの日はなんと気の早い夏日で気温が30度まで上がりました。そんな中で袷のきものを着るの撮影は、なかなかシビレましたが、いかがでしょう?女優魂で顔に汗ひとつなく、少しも暑さを感じさせないでしょう(笑)。

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2018年11月号 10月1日(月)発売!

京都・奈良 錦秋の二都物語

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

家庭画報編集部SNS

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading