一色采子の「母のタンス、娘のセンス」番外編 ／弥生 徒然ダイアリー

ホームパーティでは、桜の帯でおもてなしを

フューシャピンクの帯締めがシックな紬の装いに、春風を運ぶよう。

ぎをん齋藤で誂えた微塵格子の結城紬に、伊勢由の桜の染め帯という組み合わせは、大好きな春の定番コーディネート。前ページでも同じ帯を締めていますが、コーディネート次第で雰囲気が変わることも、きものの醍醐味。気のおけない友人を自宅に招いて過ごす日には、お客様の目を楽しませることはもちろん、私自身のためにお気に入りの取り合わせを考えます。

部屋のしつらえが終わったら、愛犬のタンゴ(右)とリンゴ(左)たちと一緒にお客様をお出迎えします。


こんなふうに、きものでも御構い無しに愛犬や愛猫と戯れることも、母譲りののDNAです(笑)。

桜の一閑張（いっかんばり）は、二本松市の友人が誕生日に作ってくれたもの。天気がよければお重箱やワインを入れて庭のしだれ桜を前にお花見パーティを。

リンゴ(右)とタンゴ(左)も、花びらと戯れて嬉しそう。