きものダイアリー

京都の師走の風物詩、歌舞伎の顔見世興行へ

2016.12.13

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Bettyokoのきもの日記 第19回

京都「當る酉歳 吉例顔見世興行」 

京都の師走の風物詩、歌舞伎の顔見世興行。 顔見世とは、そもそも江戸時代「これからの一年は当劇場はこの顔ぶれの役者さんで公演します」とお披露目するために行われていた公演のこと。現在では各劇場が月替わりでキャスティングを組みますが、京都の南座で行われる十二月の公演は、今も「顔見世」と呼ばれ、東西の豪華な出演陣が華を競うのです。

 




今年は、南座が耐震工事準備中ということで、先斗町の歌舞練場で開催されています。舞台と客席の距離も近い先斗町の歌舞練場での顔見世は、おそらく今年が最初で最後。三部にわたって、それぞれに、五代目 中村雀右衛門さんの襲名披露の華やかな演目もあり、観ておくときっと、後々まで自慢できそうな公演です。
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