
女性から圧倒的な支持を得る俳優、北川景子さんが『きものSalon』初登場!「きものを着ると落ち着く」という北川さんのフレッシュな輝きと、美しさの秘密をお届けします。
高原の爽やかさを想起させる艶やかなニッコウキスゲ
今号の表紙を飾るのは、『きものSalon』初登場となる俳優・北川景子さん。映画『ナイトフラワー』やNHK連続テレビ小説『ばけばけ』など、出演作はひきもきらず、多忙な日々を送るなか、きものの撮影を楽しんでくださいました。
「すごく若い頃は、きものを着ると背筋が伸びる感じ、と思っていたのですが、最近は、きものを着ると不思議と落ち着くといいますか、居心地がいいと感じます。まるで京都の静かな街で時間を忘れて佇んでいるような。やっぱり日本人だなあと思いますね」
北川さんは30代になると仕事できものを着る機会が増え、きものにご縁があるな、相性がいいなと感じていたそう。
「着るほどに好きになっているような気がします。もちろん、歩き方や立ち方など、所作になれてきたということもあると思いますが、今や、今日はきものだと思うとかえって安心するくらい」。
プライベートではイベントごとにきものを着るそうで、「29歳で結婚した時、白無垢も色打掛も着ました。最近は上の子の七五三できものを着たので、次は卒園式、それから下の子の七五三でもきものを着ようかなと思っています」。
「きものに限らず身に着けるものは基本的に上質でシンプルなものが好きですが、大切にしているのは、身の丈に合わないものは着ないということ。大前提として、自分がそれを好きか、無理をしていないかどうか。その上でTPOに合わせて考えます。今日は保護者会だからスーツにしようとか、今日は初めてお目にかかる方だからあまり強い印象を与えない服にしようとか、相手や状況に合わせて選ぶことが多いですね」。
常に自然体で、それでいてさりげなく相手に敬意を払う心遣いが感じられます。
ルピナスの花を描いたソワレきもので華やいで
撮影/伊藤彰紀〈aosora〉 きものコーディネート・文/相澤慶子 ヘア&メイク/板倉タクマ〈nude.〉 着付け/小田桐はるみ 撮影協力/バックグラウンズファクトリー 構成・取材・文/本誌・森内千鶴