洋装で出かけるようなシーンでも、もっと気軽にきものを楽しんでみたい──藤間さんのご学友でブランドコンサルタントを務める中西 悠さんからの何げない一言から、3年前に発足した「キモノデナイト」。
「これまでは、ブルーノート東京やワインバーなどへも出かけました。ワードローブの一つとして、気軽にきものを纏う女性が一人でも増えることで、巡り巡って、きものをはじめとする手仕事の伝統を守ることにも繫がれば何よりだと願っています」と藤間さん。
2024年1月は、新春歌舞伎の観劇後に、イタリアンレストランで会食する会に総勢約40人が参加。艶やかなきもの姿の皆さんが、銀座の街を美しく彩りました。

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撮影/鍋島徳恭 岡田ナツ子〈Studio Mug〉 着付け/伊藤和子 ヘア&メイク/徳田郁子 取材・文/樺澤貴子