きものダイアリー

「OKANO」が織り上げる伝統の進化形 博多織が運ぶ新しい風

洗練された織りのパターンと、透明感のある色彩。古くから愛される博多織をより美しく現代的に進化させた「OKANO」のきものが、いま注目を浴びています。

端正な博多織が魅せる颯爽とした美しさ

「OKANO」が織り上げる伝統の進化形博多織
独鈷(どっこ)に華皿、博多織伝統の献上柄が、経糸の上品な光沢によって際立つ無地感覚の紬。白縹(しろはなだ)色が目にも涼やかです。合わせた帯は平成16年新作博多帯展で内閣総理大臣賞を受賞した八寸名古屋帯「網代風通 花網代」。黒から灰、白への端正なグラデーションの中に、仄かな揺らぎを見せる配色が絶妙です。きもの・帯・帯揚げ/すべてOKANO 帯締め/衿秀

伝統と革新から生まれる博多の「凜」スタイル

博多織元として1897年に創業し、歴史に裏打ちされた技と心を現代に伝えるOKANO。皇室への献上品や由緒ある寺院の重厚な袈裟などを手掛ける一方で、伝統技法をふまえた技術革新やデザイン性によって、従来の博多織に新風を吹き込みます。

連綿と受け継がれる博多織の技術を守りながら、新しい織りの技術も積極的に開発。職人たちの探究心はOKANOの革新性の源泉。

「OKANO」が織り上げる伝統の進化形 博多織
例えば、献上柄をはじめとする古典文様も、透明感のある色彩で織り上げることでよりモダンに昇華。きものをファッションとして軽やかに楽しみたい、という方たちからも高い支持を得ています。

江戸の「粋」、京都の「雅」に対して、OKANOが考える博多のスタイルは「凜」。きりりと端正な凜とした美しさを発信し続けます。

柔らかな桜色のきものに、春霞を思わせるブルーグレーの帯をのせて

「OKANO」が織り上げる伝統の進化形 博多織経綿(たてにしき)紬の繊細な地紋は、葛飾北斎の絵手本から取材した菜籠(さいろう)麻の葉文様。博多織の仕事の精緻さを感じさせます。帯は、経糸を浮かせて文様を織り出す技法をOKANOが独自に進化させて生み出した浮紋。立体感のある格子柄の美しさもさることながら、締めやすく、シワになりにくい実用性も魅力です。きもの・帯/ともにOKANO

シックかつフェミニン 輪違い麻の葉文様の八寸名古屋帯

「OKANO」が織り上げる伝統の進化形 博多織麻の葉は魔除けや健康を、そして輪違いは良縁や絆が結ばれることを祈念する文様とされています。3色の異なるピンクを緯糸に配した格子状の地紋が、シャープな中にも優しさや幸福感を感じさせる帯です。帯/OKANO

お問い合わせ
●OKANO アークヒルズ店
東京都港区六本木1-3-41
アークヒルズサイド1F
電話 03-6274-6286

●OKANO 博多リバレイン店
福岡県福岡市博多区下川端町3-1
博多リバレインモール1F
電話 092-283-8111

URL:https://okano1897.jp/

あなたが欲しい“夢の博多帯”
OKANOが作ります!

OKANO×きものSalon オリジナル帯の製作が決定しました。 OKANOの公式Youtube「KIMONO TV byOKANO」、公式SNSにて、オーディエンスの皆さまに向けて、「あなたが欲しい博多帯はどんな帯?」というアンケートを実施します。その結果をもとに、きものSalonとコラボレーションしたオリジナル帯を製作・販売する予定です。ご注目ください!

●ぜひチャンネル登録を!
KIMONO TV by OKANOはこちら>>

撮影/奥村康人〈NEWS〉(人物) 本誌・大見謝星斗(静物) 着る人/春香 ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 着付け/小田桐はるみ(人物) 伊藤和子(静物) 編集協力/両角明美 構成・文/本誌・佐藤千寿香 撮影協力/ホテル椿山荘東京

『きものSalon』’22春夏号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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