きもので海外

スイス・チューリッヒにて、きもので街を歩いてみたら……

と、この辺りでふと気がついたのですが……

だ、誰も私を見てくれない!
話しかけてこない!ニッコリともしてくれない!!

『もしもーし! 私、きもの着てるんですがー!』 『しかも、手持ちのきものの中で一番派手なものを着てますよー!!』と、心の中で叫ぶ私。どう見ても、目に付くコーディネートだと思ったんですが(笑)。

ちなみにこの日のコーディネートは、スイスの国旗を意識した赤白の小紋に、水の豊かさを表す水色の帯を締めたもの。でも、肝心のスイスの方達の心には響かず(涙)。みんな、チラッと見たとしても顔色ひとつ変えず、またすぐに目をそらしてしまうのです。

あのサウジアラビアでの、アイドルのような扱いは何だったのか?
スイスの人は、他国の文化に興味がないのかしら?と、疑問に感じつつ、その後現地に住む日本人の方や、スイス人本人に直接聞き取り調査をしてみると、スイスのかたって、スッッッッッゴク保守的で、シャイで、用心深い性格なんだそう。

だから、見慣れないものを見ると、とりあえず遠くから観察。そして特にリアクションもしないそうです。友だちになるのも時間がかかり、スイス在住の知人(日本人)の話では、「最近仲よくなったスイス人とずっとドイツ語で喋ってたんだけどね、出会って3回目でようやく、実は自分も日本語喋れるんだ、って打ち明けられた!」と言っていました。

それくらい、用心深いスイス人。相手を信用するまでに時間がかかり、信用できると分かってからでないと、自分のことも打ち明けない国民性なんだそうです。

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