観劇日記

中村歌昇さん、種之助さんご兄弟による「双蝶会」へ。歌昇夫人の夏きものも拝見

Bettyokoのきもの日記 第34回

国立劇場「双蝶会」

8月5日、6日に国立劇場小劇場で開催された「双蝶会」に行ってきました。

「双蝶会」は、花形歌舞伎役者として活躍の場を広げている中村歌昇さん、中村種之助さんご兄弟による公演。 中村吉右衛門さん監修のもと、“播磨屋”の芸でもある義太夫狂言の大役に挑む勉強会です。 公演に先立って行われた記者会見には、キリリとしたスーツ姿で登場されたお二人。 

『一條大蔵譚』の主役に挑戦する種之助さんは「役の品格や感情を台詞で表現することを学ばせいただきたい」という言葉の通り、平家全盛の時代に源氏に味方していることを隠して阿呆のふりをしている主人公の悲哀が、台詞回しの緩急や抑揚から伝わってくるお芝居を披露。

 

一方、4月に歌舞伎座で中村吉右衛門さんが演じた『傾城反魂香』の又平を、初日から千穐楽まで毎日観ていたという歌昇さんは、言葉が不自由な絵師の苦悩を熱演。もがき苦しみ死を決意する姿に観客の皆が心を寄せ、その後の奇跡から師に名跡を許されるくだりでは劇場全体が「良かったね!」という空気に包まれる、いいお芝居でした。『傾城反魂香』では種之助さんが又平の女房おとくに挑戦。夫を思い、かいがいしく支える姿にも、ほろりとさせられました。 

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