イチから始めるきもの道

伝統的な帯から、フィギュアスケートのメダルリボンまで!進化し続ける博多織

工場見学を終えた私たち。こうなると、織り上がったものを見たくなるのが人情ってものです…!そんな私たちの欲望を感じ取ってくださったのか、黒木さんが次に案内してくれたのはショップの2階。階段を上がった私たちが目にしたのは、たくさんの帯、帯、帯…!再び目をキラキラとさせてしまったのでした。

黒木織物伝統的な献上柄はもちろん、変わり献上、紋織など、さまざまな表情の博多織を一度に見ることができます。

伝統的な献上柄はもちろんですが、猫やイルカなどの動物モチーフやロックテイストを感じさせる現代的デザインのもの、それらを献上柄と組み合わせたものなど、遊び心のある帯が多く、そのことを黒木さんに聞いてみると…。

黒木さん「博多織にかかわるすべての人の共有財産である“献上柄”は、私たちの根幹をなすものですが、博多織の生産量が減っていく中で、ブランド力を上げていかなければならないのも事実。だから伝統を守りつつ、新たな方や若い方に受け入れていただけるように時代に合わせた遊び心のあるデザインを自社ブランドである“博多織人~ハカタオリジン~”で展開しています」

どちらの帯にも猫ちゃんが隠れていますが、見つかりましたか?こういった可愛らしいデザインも黒木さんが手掛けているのだとか!

1階のショップでは、お買い得な帯やオリジナルの小物なども購入できます。

伝統を守りつつ、博多織をより身近で親しみやすいものにしたいという黒木さんの想いと強い情熱を感じ、私たちは次の織元さんへと向かったのでした。

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