イチから始めるきもの道

きものの達人に聞きました(1)万能きものって何ですか?

新人きものライターE子&A子の「イチから始めるきもの道」 きものSalon編集部で働く新人きものライターの2人(E子とA子)が、「きもの道」を究めるべく大奮闘! 今さら聞けないきものの基本、皆さんもご一緒にこっそり楽しく学びませんか。記事一覧はこちら>>

第4回
先輩!きもの初心者におすすめの一枚、教えてください!


「迷ったら色無地(いろむじ)」とよく耳にします。

一色で染められたきもの、色無地。読んで字のごとくでございます。

初心者には万能な一枚ということでE子も強くすすめられましたが、物足りなく感じたのを覚えています。染めや刺繍など華やかで美しい世界がきものの醍醐味と思っていたからです。例えて言うならハイブランドで白シャツを買うのに似た感情とでも言いましょうか。絶対に便利で、購入後に満足することは分かっているのですが……。

そこで今回は読者の皆さまを代表し、きものの達人に伺いました。

「先輩! きもの初心者におすすめの一枚、教えてください!」

やはり色無地 その万能力、おそるべし

まずは赤平幸枝先生、万能といえばの色無地、どう思われますか?

「色無地は便利ですよ。家紋が入っていましたらパーティや結婚式にも活用できますし、目上の方にも失礼のないきものとしてお茶席にもふさわしいきものです。私が若い頃に誂えた青磁色の色無地は、慶事ではもちろんのこと、法事にも着ることができるとても便利な一枚で、今でも重宝しています」(赤平先生)

赤平先生の地紋が豪華な青磁色の色無地。合わせる帯や小物で慶弔両用さえできてしまう、まさに万能の一枚。

白く染め抜いた染め抜き紋が入っています。

こちらは赤平先生がお祖母様からいただいた紫の色無地。やはり黒い帯を合わせて法事などの弔事にも着られているそうです。

慶弔どちらにも着られるなんて万能以外の何ものでもありません!
やはり色無地、おそるべしでございます。

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