家庭画報特選『きものSalon 2021春夏号』は、2021年3月1日(月)発売です! 表紙は常盤貴子さん。
『きものSalon 2021春夏号』全目次
・常盤貴子さん クラシックホテルへ きもの旅
・林真理子のきもの談議
真理子の部屋 Vol.2【ゲスト】東村アキコさん(漫画家)
きものがあるから、毎日が楽しい
・いまこそ、きもののチカラを! きもののパワーで運気もアップ「運命のきもの」
●会話の糸口となって人気の的に モテきもの
●ビジネスシーンで決めたい日に着る サクセスきもの
●着るだけで心強いお守りに フォーチューンきもの
・檀 れいさんが行く 大和四寺巡礼祈りの旅
・お宮参り、七五三、卒入学式…お母さんとして、きものでお祝いしたい! 35歳からのきものデビュー
・前田 愛さんのきもの暦 桜を纏う
・「半幅帯」で楽しむ お洒落おうちきもの
・お散歩きものやおうちきもの、夏衣まで…… 柴田理恵さんのきもの遊び 日日是“笑”日
・先人の知恵より生まれた身近な植物染め 草木染のひみつ
・達人の“仕事きもの”と、とっておきの裏技 働くきもの
・IKKO オーラを纏う 達観の美
・浅田真央さんのきもの修業 型絵染め
・久留米絣での創作活動と発展に寄与した染織家 松枝哲哉さんを回想して
・「伊勢丹新宿店」三四十(みよそ)会で見つける納得の一枚
・『きものSalon』公式通販 和美人百貨店
・「永治屋清左衛門」国分佐智子さんのきもの揃え シルクの光沢に身を包みソワレのように
・「弓月」女将がおすすめする オペラハウスで華やぐきもの
・今年60周年を迎えた「ほていや」が提案する大人の訪問着 金彩友禅で装う春のフォーマル
・「となみ織物」五代目の挑戦 風土の色を草木染で新感覚大島紬
・「秀や」好みの極意 vol.10 装いシーンひろがる二重箔による軽やかフォーマル
・「大島紬美術館」奄美出身の歌姫・里アンナさん 田中一村の世界を着る
・「そめの近江」ではスタッフみんなが“きものカウンセラー”心が通う、きものクリーニング
・諦めなくてよかった!「今小路 あま宮」流 “よみがえらせ”の術
・専門店に聞きました!いま着てほしい うちの逸品
織と染 しらやま/おしゃれきもの 野木纏家/華友禅 菊屋/きもの和處 東三季/姫路 えり新/和日遊日 はるなお/ Moon Silk Kimono Gallery/呉服處 ばんぞの/きもの すぎを/貴裳呉服 京濱
・きものカルチャーSalon
・大原千鶴の京都きもの暮らし 第8回「京の夏は、気楽に麻を楽しむ」
・箪笥に眠っていたきものが、今活躍するお洒落アイテムに生まれ変わります! 家庭画報クチュール きものリメイク
・きものSalonたまて箱
・きものSalon推奨店リスト
・ショップリスト
主な特集
常盤貴子さん クラシックホテルへきもの旅
「若い頃きものは正装で着るものとして、憧れていました」という常盤貴子さん。きもの姿で演じているうち、段々と着ていて楽なコツを覚えました。それからは旅先にきものを持って行き、素敵な料亭に友人と出かけたり、地方の行事に招かれたときにきものを着たりと、身近な存在となりました。明治11年創業という、ノスタルジックな雰囲気の、箱根「富士屋ホテル」へ、心をリフレッシュする、きもの旅を楽しみました。
撮影/笹口悦民 ヘア&メイク/黒田啓蔵 着付け/小田桐はるみ 小物スタイリング/中山 薫 構成・文・きものコーディネート/相澤慶子 撮影協力/富士屋ホテル
林真理子のきもの談議 真理子の部屋 Vol.2 【ゲスト】東村アキコさん(漫画家)きものがあるから、毎日が楽しい
作家の林 真理子さんが、きもの好きを招いてきものにまつわる楽しいエピソードを語る「真理子の部屋」。今回は、人気漫画家の東村アキコさんの登場です。きものビギナーの東村さんにとって、きもの通の先輩・林さんは、選び方や着こなしを教えてくれる頼もしい存在でもあります。
撮影/鍋島徳恭 ヘア&メイク/板谷裕實(ITAYA) 着付け/伊藤和子 構成・文/宮下信子 企画/古谷尚子
いまこそ、きもののチカラを! きもののパワーで運気もアップ「運命のきもの」
着るだけでチャンスが舞い込んだ、出会いに恵まれた、自信が漲っていつもより堂々と振る舞えた―。きものを着ると、それだけでも気持ちが高揚してその相乗効果でいい運気も呼び込めそうです。あなたの人生をさらなる高みに導いてくれそうなここぞというときの“運命の一枚”を見つけてください。
構成・きものコーディネート/相澤慶子 取材・文/樺澤貴子 編集・文/佐藤千寿香 撮影協力/東京會舘、ザ・ゲートホテル東京 by HULIC、八芳園
檀 れいさんが行く 大和四寺巡礼祈りの旅
悠久の歴史の地、奈良大和。ここには静謐な時と広い空があり、自然の中に佇む、美しい伽藍があります。古来女性の参拝を受け入れてきた寺は、静かに人びとを迎え、御寺の本尊をはじめ、仏たちが優しい表情を湛えています。四季それぞれに美しい景観ですが、春は特に新緑のなか、寺ごとに桜、石楠花(しゃくなげ)、牡丹、ダリアなどが咲き誇り見事です。祈りの心を尽くした装いで、檀れいさんが世界の安寧を祈りに訪れました。
撮影/森山雅智 ヘア& メイク/黒田啓蔵 着付け/川上まり子(市田美容室) 小物スタイリング/中山 薫 構成・文・きものコーディネート/相澤慶子 撮影協力/ JWマリオット・ホテル奈良
お宮参り、七五三、卒入学式…お母さんとして、きものでお祝いしたい! 35歳からのきものデビュー
「大人の女性として、いいきものを一枚持っておきたい」。結婚・出産でライフステージが変わる年代こそ、子どものお祝い事をきっかけに“きものデビュー”するチャンスです。長く愛用できるきものの賢い選び方をご提案します。
撮影/三宮幹史(TRIVAL・人物) 伏見早織(本誌・静物) きものスタイリング・着付け/秋月洋子 ヘア&メイク/WANI(orange) モデル/小倉小鈴 構成・取材・文/遠藤彩乃 笹本絵里 イラスト/堂坂由香 編集/佐藤千寿香
前田 愛さんのきもの暦 桜を纏う
女優で、歌舞伎俳優の6代目中村勘九郎さんの妻、前田 愛さん。きもの姿でお出かけすることも多いという前田さんに今回は「桜」をテーマに、色や柄の表現の違いで季節の移ろいを楽しむきものの装いを体験していただきました。桜のきもので春を先取りすることの楽しみを味わってみませんか?
撮影/岡積千可 着付け/小田桐はるみ 小物スタイリング/中山 薫 構成・きものコーディネート/相澤慶子 取材・文/山下シオン
「半幅帯」で楽しむ お洒落おうちきもの
ステイホームが続く中、自宅できものを着る人が増えています。外出時と違って家の中で着るきものに決まりはなく、自由に好きなものを着ることができます。普段着感覚でカジュアルに装うなら、上質素材の大人の半幅帯がおすすめ。帯揚げや帯締めを使わず楽に着られて、さまざまなきものに合います。
着る人/高垣麗子 撮影/岡田ナツ子(Studio Mug)ヘア&メイク/鈴木富美子(EMBELLIR) 着付け/伊藤和子 構成/宮下信子
お散歩きものやおうちきもの、夏衣まで…… 柴田理恵さんのきもの遊び 日日是“笑”日
季節の機微をしなやかに捉え、装うシーンごとに小さな物語を込めて楽しんでいる柴田理恵さん。ひと匙の個性が光る飾らない着姿と、見る人にとびきりの明るい気分を運ぶ笑顔をお届けします。
撮影/岡積千可(人物)・西山 航(静物) 着付け/石田節子、長谷川裕子 ヘア&メイク/光倉カオル 構成・取材・文/樺澤貴子
・柴田理恵さんの連載はこちら>>
先人の知恵より生まれた身近な植物染め 草木染のひみつ
草花は咲き乱れ、木々の緑も眩しい春。その生命の輝きをたっぷりいただく植物の染めは万葉の時代より日本人に愛されてきたミステリアスな色の世界。なぜ? どうして?探求心をもって産地や作り手を訪ねてみました。
撮影/岡田ナツ子(Studio Mug)(静物・取材) 山下郁夫(取材) 西山 航、伏見早織(本誌・静物) 着付け/高橋惠子 構成・取材・文/両角明美
達人の“仕事きもの”と、とっておきの裏技 働くきもの
きものを日常的に着ることで実感する、ラクに着るための裏技や、清潔感を保ち消耗を予防するアイデアなど、きもので働く達人の皆さんの、実用的なおすすめきものとお洒落のコツを伺いました。
撮影/西山 航、伏見早織(本誌)着付け/高橋惠子 モデル/笹本絵里 構成・取材・文/両角明美 笹本絵里
IKKO オーラを纏う 達観の美
IKKOさんが衣装として毎日きものを着ている理由は、オーラを纏うことで自分という個性が浮き上がってくるから。見るたびにアップデートされていくその着こなしのセンスには新しい発見の連続が。風の時代へ突入するという2021年にIKKOさんが惚れた私物きものを披露します。
着る人/IKKO 撮影/宮崎貢司 ヘア/きくち好美 メイク/山縣亮介 着付け/高橋惠子 協力/斎川初穂 構成・文/古谷尚子
浅田真央さんのきもの修業 型絵染め
日本中の誰もが会うと嬉しくなる人、オリンピックメダリストの浅田真央さんが、大好きなきものの制作現場を訪ねるシリーズの3回目。横浜市で創作活動をする、型絵染め作家・岩井香楠子(かなこ)さんを訪ねました。花々や風景をデザインして型に彫り、豊かな色彩で染めるという制作工程に、塗り絵が好きな浅田さんのやる気にスイッチが入ります。そして彩りが美しい、岩井先生の夢の世界のような作品を着こなしました。
撮影/森山雅智 ヘア& メイク/ yo¨co 着付け/小田桐はるみ 小物スタイリング/中山 薫 構成・文・きものコーディネート/相澤慶子 編集/古谷尚子
大原千鶴の京都きもの暮らし 第8回 「京の夏は、気楽に麻を楽しむ」
盆地という地形のためか、ことのほか蒸し暑い京都の夏。大原さんは小千谷縮を半幅帯で着回して、さらっとした麻の着心地を楽しんでいるご様子です。
撮影/森山雅智 着付け/山崎真紀 取材・文/両角明美 撮影協力/京ごふく おか善
〈追悼〉久留米絣での創作活動と発展に寄与した染織家 松枝哲哉さんを回想して
久留米絣の第一人者、松枝哲哉さんが2020年7月18日に逝去されました。享年66歳。その人生はまさに久留米絣とともにありました。哀悼の意を込め、以前掲載した記事と作品、2020年の日本伝統工芸展で受賞された作品も掲載し、松枝さんの偉業を偲びます。
着る人/熊沢千絵 写真/森山雅智 構成・文/相澤慶子
『きものSalon 2021発夏号』
2021年3月1日(月)発売

【表紙】着る人/常盤貴子 撮影/笹口悦民(SIGNO) ヘア&メイク/黒田啓蔵 着付け/小田桐はるみ 小物スタイリング/中山 薫 きものコーディネート/相澤慶子 企画/古谷尚子 撮影協力/富士屋ホテル きもの/染と織 たかはし 帯/桝屋髙尾(翠光) 帯揚げ/和小物さくら 帯締め/道明 リング73万8000円/TASAKI バッグ55万円/デルヴォー(デルヴォー・ジャパン) 草履/銀座ぜん屋本店
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