インテリアレッスン

インテリアレッスン31 カーテン選びが部屋のセンスを左右する!

【連載】インテリアスタイリスト 横瀬多美保の「カジュアル・リュクス」に暮らす

LESSON31
コーディネートを楽しむインテリアのカーテン選び

インテリアにおいて広い面積を占めるカーテンは、室内の雰囲気を決定づける重要なアイテム。

外からの光や視線を遮るという機能面においても欠かせません。

横瀬多美保さん(インテリアスタイリスト)が、“ライフスタイル”と“どのような部屋にしたいのか”を考え尽くしたリビングルームと寝室のカーテンから、選び方のポイントを学びます。

 馬毛に麻を少し混ぜて織ったカーテン生地は、フランスで200年以上にわたって馬毛を用いたファブリックを作り続けている「ル クラン」社のもの。トミタテキスタイルのショールームで生地を選び、縫製加工をしてもらった。

Tips1
光が美しく透けるホースヘアのフラットカーテン

四季折々のインテリアコーディネートを楽しみながら暮らす、横瀬多美保さんのリビングルーム。

室内へ柔らかな日の光を取り入れ、外に広がる木々の緑と窓をまるで一枚の絵画のように見せているのが、ホースヘアのカーテンです。

「最も慎重に考慮したのは“自分のコーディネートと調和する”ということです。和にも洋にも、アジアンテイストにもなじみ、上質感のある背景としてコーディネートを引き立ててくれる色と素材を選びました」

ヨーロッパでは、その丈夫さから椅子の張り地などのインテリアファブリックとして、古くから馬毛を織る技術がありました。

この生地は19世紀のジャカード織機を用いて、丁寧に織り上げられた貴重なものです。

「生地特有の張り感を生かすためにドレープをとらず、パネルトラックと呼ばれる生地の素材感をそのまま楽しめるフラットなスライド開閉スタイルに仕立てていただきました」

日本ではカーテンを二重にすることが多いようですが、外は木々の葉に覆われているリビングルームであることから「自然光を通しながら、程よく視線を遮るくらいがリビングにはちょうどいい」と、すっきりと軽やかな一重にしています。

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