暮らしのヒント
2023/02/07
鏡リュウジと英国占術4人の巨匠たち 魔法と星の国「英国」へようこそ 第9回(全16回) スピリチュアルが日常に生きている現代占星術の国、英国。そんな英国に惹かれ続ける鏡リュウジさんと、英国を代表する4人の占術家(マギー・ハイド、ジュリエット・シャーマン=バーク、フランク・C・クリフォード、エリザベス・ブルーク)が総登場。2023年を徹底的に占います。前回の記事はこちら>>
手相術のルーツは英国。占星術とは身近な関係にあります。占星術師のフランクさんの手相術は、指紋や爪の形まで見る詳細な鑑定ですが、今回は手の形と線で読む入門編。それでも、そこにあなた自身の本質を見いだせるでしょう。
手相を読む際の基本となる見方です。これだけであなたの基本的な性格・指向がわかります。
左手は人生の中でやってきたことではなく、私たちの内なる本質や目的意識など、隠している本当の姿、潜在的な内なる自分を示します。右手は他人からどのように見られたいか、世界に何を求めているか、仕事や社会の一員としてどのように活動しているかなど、表に見せている顕在的な姿を示します。
左利き、右利きは関係ありません。手相を読むときは常に左右両方の手を見てください。たとえば、右手の頭脳線が力強いのに左手の頭脳線が弱々しいなら、仕事や社会生活においては他者と明確なやりとりができる一方で、プライベートでは優柔不断だったりします。
これを判断する最適な方法は、両手を組んで自然に指を絡ませたときに、親指が上になるほうが優勢な手です。
左の親指が上
左手が優勢です。右利きか左利きかにかかわらず、創造的、直感的、全体論的アプローチを取ることを示しています。表現力豊かで想像力に富んだやり方で人生にエネルギーを注ぎたいと考える人です。
右手の親指が上
右手が優勢です。合理的、論理的に秩序立ったやり方で人生に取り組む必要があると考える人です。必ずしもお金の管理に長ける、ビジネスライクだということではなく、物事をなす場合に計画性や組織立った秩序を重視するということです。
手を見たときの第一印象が重要です。
細かい線はあらゆる種類の感情、雰囲気、シグナルを感知するアンテナです。
混雑した手
細かな線が多く、線が混雑しているように見える手。場の空気に敏感で、緊張しがち、外部の影響を受けやすい傾向があります。線が多いほど自分の感情を認識していて受容性が高い。女性に多い手相。
空いている手
シンプルに太い線だけがある手。人生に対しストレートで、繊細なアプローチを好みません。
一本一本の線ではなく、あくまで全体の印象で見ます。
はっきりした太い線
エネルギーと意欲、野心に満ちています。現在の人生を生き続け、健康、仕事、人間関係に注意を払い、ライフスタイルのバランスを取ってください。
弱く柔らかい線
恐れや気力の低下を意味します。過去にこだわらず、日々の生活に対する勇気を持ち、社交的になり、人生を楽しむ機会を無駄にしないようにしましょう。
01 〔鏡リュウジ〕スピリチュアル・ブリテン——神秘と星の5000年
04 〔マギーハイド〕「冥王星の水瓶座入り」がもたらす金融の冬と〈真の価値〉
05 〔マギーハイド〕12星座別 2023年あなたにとっての「真の価値」
07 〔鏡リュウジ〕12星座の物語が説く〈自分自身〉と〈人間関係〉
08 〔フランク・C・クリフォード〕フランク・C・クリフォードの手相術
文/フランク・C・クリフォード 翻訳/海後礼子
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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