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家庭画報ゆかりのかたがたに伺った“とっておきの”母の日の贈り物

「母の日」の贈り物 心からの感謝を込めて 第1回(全4回) 贈り物には、お互いをあたたかで幸せな気持ちにする力があります。今年の「母の日」は5月10日。大切なお母さまに日頃の感謝を伝える絶好の機会です。本誌ゆかりのかたがたの記憶に残る贈り物のエピソードをうかがうとともに、母への思いを込めたとっておきの贈り物をご紹介します。

母の日の贈り物
心からの感謝を込めて

甘露寺芳子さん

(インテリアブティック「パフ コレクション」会長)

母の日 の贈り物 心からの感謝を込めて
木々の緑を望むリビングで、今までに子どもたちから贈られた品々やカードを見せてくださった甘露寺芳子さん(右)。娘の知子さん(左)と思い出話に花を咲かせて。

「私の好みをよく知っている、子どもたちからの気持ちが嬉しいです」

母の日には家族揃って食事をして、プレゼントを贈るのが甘露寺家の習慣です。「クリスマスやお正月なども皆で集まるのですが、子どもや孫からの感謝の気持ちが聞ける母の日は、特別な喜びがあるの。カードに書かれたちょっとした言葉も宝物です」と話す甘露寺芳子さん。大切に保管してあるカードや、今までにもらった子どもたちからの贈り物を見せていただきました。

母の日 の贈り物 心からの感謝を込めて
花が大好きな甘露寺さんへ、4人の子どもたちが毎年欠かさずに贈るのが「ゴトウフローリスト」のブーケ。左写真の「ウエダジュエラー」のパールのイヤリングも4人が共同でプレゼントしたもの。詩人ホメロスのトロイの木馬の物語をテーマにした「モンブラン」のペンは、馬がモチーフなのとインテリアの中に美しくなじむデザインが気に入っているそう。洒落たガラスのティーポットや銀細工の籠などは、マイコレクションの中に加えて愛用している。

「ものへの一家言を持つ母への贈り物は、とっても難しい。好みをよく考えます。最近プレゼントしたのは真竹の籠。母が集めている箱や籠のコレクションに加えてもらえるかなと思って」と次女の知子さん。そのほかテーブルの上には、昔から懇意にしているお店のイヤリングやブーケ、好きな馬モチーフのペン、ティーポットなどが並びました。「どれも私の好みや生活スタイルを考慮してくれているのがわかります。その気持ちが何よりも嬉しいです」

行正り香さん

(料理研究家、英語教育アプリ「カラオケEnglish」創立者)

行正り香さん

「デンマークでの旅の思い出をティーセットに込めました」

料理やインテリア分野をはじめ、英語教育の世界にも尽力。型にはまらない多彩な活動をしている行正り香さんは「私はもの作りが好きなんですが、そのすべての種を蒔いてくれたのは母だと思っています」と話しながら、お母さまであるよし子さんへ贈ったのとお揃いの「ロイヤル コペンハーゲン」の器を出してくださいました。それは、お父さまが亡くなった後、気力をなくし歩くのも億劫になってしまったお母さまを連れて旅行したデンマークで一緒に選んだもの。

行正り香さん
行正さんが、お母さまとお揃いで買い求めた「ブルー・フラワー」シリーズのカップ&ソーサーとプレート。日頃お母さまは、お盆の上に一人分をセットして、ティータイムを楽しんでいるのだそう。

「気持ちを切り替えるきっかけをプレゼントするのは、とても大事なことだと思います。そのとき母は76歳でした。もし歩けなかったら、ホテルの中だけで過ごせばいいから、行くだけ行ってみようっていざ旅に出たら、なんと1日1万歩以上も歩けたんです」

お母さまはその旅をきっかけに自信をつけ、元気になられたのだとか。毎日、素敵な器を使って気分を上げてほしいという願いを込めた、楽しい旅の思い出が甦る贈り物です。

行正り香さん
コペンハーゲンの中心地にある「ロイヤルコペンハーゲン本店」で撮った一枚。

平 岳大さん

(俳優)

平 岳大さん(俳優)

「アメリカのブラウン大学に合格したときに、校章が入ったグラスを贈りました」

昨年より、仕事のステージを世界へ広げた平 岳大(ひら たけひろ)さん。現在の活躍へとつながる礎の一つが15歳のときの単身でのアメリカ留学でした。入学した高校では「頭から血が出るんじゃないかというほどに勉強しました」と笑う平さん。努力を実らせ、アイビーリーグの一つであるブラウン大学に合格します。その際、お母さまである女優の佐久間良子さんに贈ったのが、大学の校章が入ったグラスでした。

平 岳大さん(俳優)

名門ブラウン大学の校章入りグラス。平さんは、今年1月に配信されたアメリカNetflixとイギリスBBCの共同制作ドラマ『Giri/Haji』で主役を演じ、10月16日公開予定のハリウッド映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』にも出演。

「子どもたちのサッカーのコーチとして働いて、初めて得たお金で買ったものです」と平さん。お母さまにとってそれがどんなに嬉しかったかは、このグラスが四半世紀を経た今も傷一つなく、長い間いつも見える場所に飾られていたことからうかがい知ることができます。今春、本格的な海外での活動に向けてハワイへ移住する平さんに、今贈りたいものを問うと「ハワイへのエアチケット」との答えが。「これからは、ゆっくり孫と遊ぶような時間を作ってあげたいです」。それもまた、この上ない贈り物になりそうです。

平 岳大さん(俳優)

日本からお母さま(写真左)もいらした、大学の卒業式での記念写真。

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撮影/鈴木一彦  ヘア&メイク/Yosuke Nakajima〈perle management〉(甘露寺さん)  取材・文/鈴木博美

『家庭画報』2020年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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