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映画も公開間近! ダウントン・アビーの城に住む伯爵夫人の暮らしとは?

ドラマ『ダウントン・アビー』のロケ地としても知られる英国のハイクレア城。家庭画報.comでは、2018年から、この城に住む伯爵夫人、レディ・フィオーナの暮らしをお届けしてきました。連載「ハイクレア城に暮らす」は、英国でフリーライターをする山形優子フットマンさんが取材する、“本物のダウントン・アビー”の物語です。

今回は、本連載をダイジェストでお届け。記事の終わりにはとても嬉しいニュースがあります。お見逃しなく!

ハイクレア城に暮らすレデイ・フィオーナって?

(「【新連載】ダウントン・アビーの城に住む、伯爵夫人の暮らし」より)

ロンドンから車で西へ約1時間半、そこは豊かな自然の懐ハンプシャー州。丘の上に弧を描くように続く1本道を進むと、忽然と目の前に荘厳な風貌の古城が姿を現します。

ドラマ『ダウントン・アビー』でおなじみの館の本当の名前は「ハイクレア城」。5000エーカー(約20平方km)という広大な敷地内には農地と牧場もあり、石器時代から人が住んでいた跡も残っているそうです。

英国の聖域、そんな形容がぴったりのこの城には今も実際に、第8代カナーヴォン伯爵家の人々が、暮らしています。 記事の続きを読む>>

 

ハイクレア城のサロン

広すぎるお城をご案内! あのサロンも!

(「伯爵一家が暮らすハイクレア城の豪華絢爛なインテリアを拝見」より)

19世紀の美の粋を尽くしたハイクレア城のいかめしい玄関扉の前に立つと、鹿の足を口にくわえた威嚇的な狼の鉄製ドアノッカーが目に入ります。それを叩くと、エレガントな物腰のバトラーが、にこやかに現れて、城の中に導いてくれます。

一歩入ると何故かアットホームな雰囲気に満ち溢れています。第8代伯爵夫人レディ・フィオーナが明るい笑顔で挨拶してくださいます。愛犬たちが、ちぎれんばかりにしっ尾を振り、彼女の後に続きます。城といえども、雰囲気が家庭的なのは、人が住んでいるからなのでしょうか。 記事の続きを読む>>

 

ハイクレア城

貴族の暮らしはどんなふう?
その1 パーティの日は大忙し!

(「ダウントン・アビーのロケ城で伯爵家主催の晩餐会! おもてなしの舞台裏」より)

イギリスの黄金期であるヴィクトリア朝時代のハイクレア城は、英国貴族の華やかな社交場でした。ことに5代伯爵アルミーナ夫人はロスチャイルド家の持参金の力で、王室の面々を城に招待し社交の花形として常に脚光を浴びていました。

そして今、現8代伯爵とレディ・フィオーナが主催する私的なパーティは年に6回。意外に少ないと思われるかもしれません。

「ハイクレア城は一般にも開放しているので、ハイシーズンになると毎週末、結婚式やイベントがあり、スタッフも私も大忙しです。休みなしでは彼らが気の毒なので、自分達の私的なパーティはできるだけ控えめしています」と、伯爵夫人はその理由を語ります。

かつての城主や夫人は、こんなふうに城が一般公開されるなど考えも及ばなかったことでしょうね。 記事の続きを読む>>

 

伯爵家のアフタヌーンティーでのおもてなし

貴族の暮らしはどんなふう?
その2 ドラマさながらのアフタヌーン・ティ

(「ダウントン・アビーの城に暮らす英国伯爵家のかくも優雅なアフタヌーンティー」より)

ハイクレア城が初夏の緑に包まれる頃、アフタヌーンティーによる、おもてなしが盛んになります。

記録によれば第5代伯爵夫人アルミーナを花嫁として城に迎えた際、近隣の村や町の老若男女330人を招待し、敷地内で一大ティーパーティを開いたとあります。

今ではゲストの数は6人ほどで、時に伯爵家ゆかりの旧友だったり、レディ・フィオーナの幼なじみだったり。

規模は縮小さくても、儀式のような紅茶のおもてなしは、ヴィクトリア時代も今も変わることなく純英国式スタイルです。 記事の続きを読む>>

 

1992年のロイヤルアスコット

貴族の暮らしはどんなふう?
その3 貴族の暮らしに馬は欠かせません!

(「英国貴族の一大社交イベント、華麗なる「ロイヤル・アスコット競馬」に潜入!」より)

爽やかな風が吹き、夏の日差しが燦々と輝く季節になると、競馬のロイヤル・アスコット、競艇のロイヤル・ヘンリー・レガッタ、そして全英オープン・ウィンブルドン・テニスと、英国の貴族たちは、お国自慢の伝統スポーツに絡む社交イベントで大忙し。

カナーヴォン伯爵夫妻は、とりわけ1711年からの歴史と伝統を持つロイヤル・アスコット競馬を毎年、楽しみます。

ロイヤル・アスコット競馬は毎年6月中旬から5日間にわたり開催にされます。スポーツイベントでも「ロイヤル」と冠されると王室主催を意味し、女王がお出ましになりますから、王室関係者や貴族のドレスコードは正装です。つまり男性はシルクハットにモーニング、女性は帽子に膝下ドレスなど。特にアスコット競馬場ではレディたちの華やかなで有名です。 記事の続きを読む>>

 

ハイクレア城を見に行こう!

(「ダウントン・アビーのロケ地「ハイクレア城」、実は一般見学できるんです!」より)

ハイクレア城では年に2回、春と夏に一般公開日を設けており、個人旅行でハイクレア城を訪れることができるチャンスです。

期間は年に約65日。1回目は春の公開日で、復活祭(イースター)前後です。復活祭は、その年によって3月21日~4月25日の間を移動するため、オープンの初日は毎年変わりますが、春の公開はほんの数週間程度と短めです。

2回目は本格的な観光シーズンを迎える夏の7月~8月。毎週日曜日から木曜日まで週5日間公開されており、世界中から観光客が訪れます。入場チケットはすぐに完売になりますので、早めのオンライン予約をおすすめします。 記事の続きを読む>>

山形優子さんのハイクレア城取材が一冊の本になります!

書籍『ダウントン・アビーの古城に暮らす〜伯爵夫人の優雅なカントリーライフ』(仮題)は、万来舎より4月中旬に発売予定。連載でご紹介した内容に加え、新たな写真やエピソードもたっぷりと盛り込まれています。ぜひ、ご覧ください。

山形優子フットマン/Yuko Yamagata-footman

フリーライター
上智大学文学部社会学科卒業。カルフォルニア州立大学心理学科でヒューマニスティック・サイコロジーを専攻、修士課程修了(ロータリー財団奨学生)。新聞記者を経てフリーライターに。在英約30年。イギリス人男性と結婚、3人の娘の母。著書に『憧れのイングリッシュガーデンの暮らし』(エディシォンドゥパリ)、『なんでもアリの国イギリス なんでもダメの国ニッポン』(講談社文庫)他。

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