ライフスタイル

ダウントン・アビーのお城で開かれる、夢のような「クリスマスの食事会」

ハイクレア城に暮らす ドラマ『ダウントン・アビー』で一躍脚光を浴びた英国ハイクレア城。その城に今も住む第8代カナーヴォン伯爵家のライフスタイルを、英国フリーライター山形優子フットマンが取材。貴族の暮らしに息づく英国文化をご紹介します。(今までの連載はこちら) 今回はクリスマス特別編! 3回にわたって、ハイクレア城のクリスマスストーリーをお届けします。

ハイクレア城のクリスマス
Vol.3 クリスマスの食卓

アレンジメントは、モミの枝に香り高い乾燥オレンジ、シナモンスティック。

伯爵夫妻が親族や友人を招いて迎えたクリスマス当日。賑やかなクリスマスの食卓をのぞいてみましょう。前回までを読む>>

クリスマスの朝

クリスマスの朝は、ダイニングルームで朝食をとります。メニューはスクランブルエッグとスモークサーモンにトースト、お好みでコーヒーか紅茶が。 食事の後はゲストと一緒に、午前11時から始まるハイクレア教会のクリスマス礼拝に。

毎年、この礼拝を心待ちにしているレディ・フィオーナ、「安らぎが何より大切」と言います。

ハイクレア教会にて。伯爵夫妻はクリスマスの本当の意味、キリストの誕生を祝うことを忘れません。

クリスマスの晩餐会

伯爵夫妻とゲスト達が礼拝に出ている間、ハイクレアのダイニングルームでは、スタッフが午後1時に振る舞われる食事の用意に余念がありません。

テーブルセッティングは、バトラーが巻尺で間隔を測りながら整然と進められる。

テーブルにはクリスマスクラッカーも。隣席の人とクラッカーを引っ張り合うと、音とともに、中から小さなプレゼントと、ジョークが書かれた紙が飛び出す仕組み。ジョークを読み合うのも楽しみの一つ。 

教会から戻ると、いよいよクリスマスディナーが始まります(ここでいうディナーとは夜の食事ではなく、正餐のこと。クリスマスに開かれる一大食事会を意味します)。

ヴィクトリア時代に普及して、今ではクリスマスの定番メニューとなった七面鳥のロースト。熱々のローストポテトとともにサーブされます。

ターキーは大きく、肉がたくさんあるので、大人数のディナーにはもってこい。赤いクランベリーやグレービーソースで食べる。肉は比較的ドライなので、ベーコンやソーセージと一緒にロースト。丸いミートボールのようなものは、ハーブがふんだんに入ったスタッフィング(詰め物)。

彼らへのプレゼントは、大好物の乾燥豚肉のかけら。

ディナーが終わったら、プレゼント交換が始まります。レディ・フィオーナは去年のクリスマス、家族から子犬をプレゼントされました。今年はいったいどんなプレゼントを手にするのでしょうか。

今年のハイクレア城にとっての一番の贈り物は「ダウントン・アビーの映画化」でした。英国では来年9月13日に封切りです。それに合わせて料理好きのレディ・フィオーナはハイクレアのクリスマスレシピ本を出版する予定です。

ここで読者の皆さんに、レディ・フィオーナから特別なクリスマスプレゼントを。未公開のクリスマスレシピ本から、レシピ2つをお届けしましょう。

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