〔特集〕名門避暑地の“今”を楽しむ 軽井沢の夏休み 木立の緑が日に日に深まり、鳥のさえずりとともに過ごす心地よい季節 ── 。古くから多くの文化人や避暑客を魅了してきた軽井沢に、新たな楽しみが加わりました。駅直結の新施設、ミュージアムや名建築、美食処、そして軽井沢通のおすすめ ── 、この夏訪ねたい、軽井沢のさらなる魅力をお届けします。
・
特集「軽井沢の夏休み」の記事一覧はこちら>>>
名門避暑地の楽しみ
優雅なライフスタイルを拝見
騒がしい文明生活を離れ、静かな森の中で、英気を養う ── 自然を何よりも尊び、そこに溶け込む暮らしこそが、名門避暑地、軽井沢の本来の目的であり、楽しみです。軽井沢の流儀を自然体で謳歌する、3名の豊かな暮らしを訪ねました。
森の中で友人と過ごすオフモードの時間
小山薫堂さん(放送作家・脚本家)

「静寂とよい風と鳥のさえずり。軽井沢では、よい“気”に包まれ、深く眠りにつくことができます」── 小山さん
軽井沢の魅力は「開発が進んでも緑溢れ、自然が保たれていること。そして、鳥の声で目覚めたり、冬の雪が降る夜に暖炉の音を聞いて過ごすなど普段とは異なる生活のリズムになること」と小山さんは語る。
小山薫堂(こやま・くんどう)1964年熊本県生まれ。放送作家、脚本家。大学在学中のテレビ制作ロケをきっかけに、軽井沢に足繁く通うようになる。軽井沢の品格と自然豊かな環境に魅了され、別荘活用案などを通じて町のさらなる魅力発信に寄与している。変わりゆく軽井沢の中でCCCが手がけるプロジェクトの本格始動が今一番の楽しみだという。
自然の中で薪を割り、“男の料理”でもてなす
小山薫堂さんが軽井沢で何よりも楽しみにしているのは、新建築の小林大悟さん(代表取締役)一家との交流だといいます。今回、小林さんが最近手がけたM邸にお邪魔して、小山さん流別荘ライフで友人をもてなしました。
「ここでは仕事を離れて、東京では出会えない人と心ゆくまで語り合えます」── 小山さん
軽井沢仲間の小林大悟さん(中央)は、小山さんを兄のような存在と慕う。M邸のオーナーも交えて、最近の軽井沢の別荘建築についての話でも盛り上がった。
「専用の道具を手に入れてからは、別荘に到着したら、自ら薪を割り、ストーブの火を焚きます」と小山さん。
「薪ストーブを利用して極上のサウナも楽しみます」と小山さん。
日常ではあまり機会がない “男の料理” にチャレンジするのも軽井沢ならではの過ごし方だそうです。
「『軽井沢発地市庭』や『ツルヤ』で見つけた食材を味わうメニューが多いですね」。
軽井沢発地市庭で、朝採れのみずみずしいレタスを吟味する小山さん。「新鮮な野菜を目にすると料理をしたくなりますね」。
軽井沢発地市庭長野県北佐久郡軽井沢町大字発地2564-1
TEL:0267(45)0037
営業時間:9時~17時
10/21・年末年始・11月〜3月は水曜休
この日は、大好きなシェフのレシピをアレンジし、トマトとアスパラガス、ベーコンを白ワインで煮込んだパスタを昼食に。
手際よくパスタのソースを仕上げる小山さん。「おいしく作るコツはパスタのゆで汁」という。何度もゆで汁の塩加減を確認し、納得の味へ。
軽井沢の野菜とベーコンがたっぷり入ったパスタ。
小山さんの手料理に感動する小林さん。
新鮮なレタスを生かしたサンドイッチも並びました。
「サンドイッチは、手巻きずしのようにゲストが自分で作るスタイル。『浅野屋』の食パンにバターを塗り、レタスとトマト、マスタード、『軽井沢デリカテッセン』のロースハムをのせ、マヨネーズをつけ半分に折って食べます」
朝採れレタスのシャキシャキ感が印象的なサラダ感覚のサンドイッチ。
絶品パスタのお返しに、小林さんは薪ストーブで「アトリエ・ド・フロマージュ」のピザを焼いて食卓に。
おいしい食事に会話も弾み、話題は小山さんの新たな軽井沢での活動へ。
「僕は、そこに暮らす人、集う人の面白さこそが土地の魅力に繫がると思っています。そこで、軽井沢の次世代が集えるコミュニティの場を計画中です。閉ざされたものではなく、別荘を持っていない人たちでも、若い人たちが軽井沢という文化の担い手になれるような場所。そこから生まれるアイディアによって、軽井沢の魅力がますます高まることを楽しみにしています」
(次回に続く。
この特集の記事一覧はこちらから>>)
本特集にてご紹介したスポットはこちらの
デジタルMAPにてご覧いただけます。