家庭画報の公式通販「家庭画報ショッピングサロン」より、春を寿ぐ「上巳の節句(桃の節句)」の雛人形&節句飾りをご紹介します。今年は、なかなか会えない離れて暮らすお孫さんに贈るかたが増えています。江戸木目込人形や奈良一刀彫など、名匠たちの雛飾りをそろえました。
こけし作りの技が光る優しい色彩の雛飾り

ひいな段飾り「花桃美空(はなももみそら)」 39万6000円 (税込み)
子どもの健やかな成長を願う縁起物として、古くから親しまれてきた鳴子こけし。今あらためて、その素朴な佇まいが気持ちを和ませてくれると注目されています。ご紹介するのは、半世紀以上前に先代が考案した形をもとにしつつ、新たな時代の空気感を加味した「桜井こけし店」の雛人形。こけし作りで培った伝統的なろくろ挽きや描彩の技術を用いて、ひとつずつ心を込めて製作された15人飾りです。東北産ミズキの素材感を生かした淡い色合いの人形は、どんな空間にも美しく調和します。
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雛人形&節句飾りコレクション
「とのとひめ」(ウォールナットケース付き・ワイド) 6万6000円 (税込み)
ふっくらした頬に、切れ長の目とほんのり紅に染まる口……すっきりとした可憐な面差しの「とのとひめ」は、江戸木目込人形の伝統的な優美さを受け継ぎつつ、今の暮らしに寄り添う作風が人気の松崎幸一光さんの作品です。江戸の彩りを取り入れた落ち着いた色みや精緻な技が冴える仕上がりからは、「長年飾っていても飽きのこないものを」という幸一光さんの思いが伝わってきます。
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伊予一刀彫「さくら雛」十人飾り 11万円 (税込み)
ノミの切れ味がダイレクトに伝わってくる味わい深さが特徴の、伊予一刀彫で作られたコンパクトな雛段飾りです。無駄なラインを削ぎシンプルに表現していく木彫り技法は、和室はもちろん洋風のインテリアとも好相性。明るく朗らかな彩色は、瀬戸内の穏やかな気候を思わせます。ヒバ材を使用しているので、箱から出して飾ると天然木の香りがほのかに広がります。日本の四季をテーマに制作をしている南雲工房の作品です。
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奈良一刀彫段飾り(大) 35万3650円 (税込み)
奈良一刀彫は、平安末期に春日大社若宮の祭礼用具に用いられた匠の技を嚆矢(こうし)とします。鑿(のみ)あとを大胆に残す一木造(いちぼくづくり)の造形の妙、胡粉や金箔、金銀泥、岩絵の具を用いた繊細な筆さばき。それらが渾然一体となり雛人形に春の息吹を吹き込みました。五段飾りは松羽目を背景に、親王飾り、三人官女、五人囃子、警護役である随身(ずいじん)、雑務を担う仕丁(しちょう)と全15体。飾る場所に合わせサイズをお選びください。時季の雰囲気を醸す姿に心和みます。
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雛飾り「はなまるびな」親王飾り 13万2000円 (税込み)
今年の日本伝統工芸展で日本工芸会奨励賞を受賞した松崎幸一光さん。創業100年となる松崎人形の技を受け継ぐ3代目である幸一光さんが頭を作り、その息子である篤さんが胴体を製作した新作をご紹介します。母子、そして家族みんなに感謝を込めて“はなまる”をあげたいという思いが込められた「はなまるびな」は、その名を表すかのように上から見ると円形になっているデザイン。江戸唐紙の屏風や朱塗りの台に、爽やかな色の装束が映える雛人形です。
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月こよみ+村瀬治兵衛根来高杯 36万3000円 (税込み)
巡る四季の中で、自然に寄り添い節目ごとに幸せを願う。そんな日本の暮らしの豊かさを感じさせてくれる人形を見つけました。緋袴(ひばかま)姿の巫女さんは奈良一刀彫の名工、浦 弘園さんの手によるもの。季節を愛でる小さな供物が12か月分、さらに記念日を祝うリボンを結んだ小箱が用意され、月ごとに捧げ持つアイテムを替える洒落た趣向となっています。巫女さんをのせる根来塗の高杯は、木地から塗りまでを一貫製作する漆芸家・村瀬治兵衛さんの作です。
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