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夏の花あしらいの秘訣は「グリーンを主役に」! アジアンリゾートを思わせるアレンジをご紹介

2020.06.23

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小さな工夫で気分転換! 暮らしを彩るインテリア・アイディア 第2回(全6回) インテリアスタイリストの横瀬多美保さんの住まいは、コーディネートによって部屋の空気感を変える工夫に満ちています。花あしらいや布づかい、テーブルウェアで趣を一変させる24のアイディアをご紹介。皆さまも小さなイメージチェンジで、住空間に新しい風を吹き込んでみませんか。前回の記事はこちら>>

花あしらいで気分転換(2)
グリーンを主役に涼やかに


前回記事「花あしらいで気分転換(1)」はこちら>>

「暑さが厳しくて望む花が手に入らない真夏は、アジアンリゾートをイメージしながら、葉ものや苔を中心にしてアレンジすることが多いです」と教えてくれた、インテリアスタイリストの横瀬多美保さん。リビングはもちろん玄関や寝室、トイレにも。清々しいグリーンを主役にしたシンプルなアレンジが、心に潤いを与えてくれます。

idea 1

水盤を使って床置きする玄関の迎え花


水盤を使って床置きする玄関の迎え花

玄関の扉を開けると目に飛び込んでくるのは、足元に置かれた1葉の大きなシダ。床にじかに置ける水盤は、花台などがない場所でも飾ることができ、花瓶と違って倒れる心配がない優れものです。シダを固定した石の上に磁器の亀を置いて、遊び心を添えました。

idea 2
シダだけを挿したモダンな掛け花


シダだけを挿したモダンな掛け花

柱や壁があれば飾れる掛け花は、マンションなどの限られたスペースで花を楽しむのに最適です。愛用している竹工芸作家・松本破風作の掛け花入に、夏はスタイリッシュにシダだけを数本挿して。リビングダイニングの壁面に、古い帯地を額装したアートとともに飾ります。

idea 3
アンスリウム一輪でホテルライクな空間に


アンスリウム一輪でホテルライクな空間に

「生活感が出がちな場所ほど、ホテルライクな整然とした趣を」と、トイレやパウダールームにも花を絶やさない横瀬さん。定番の花材は、暑い時期や締め切った場所でも持ちがよくて手間がかからないアンスリウム。心をふっと和ませるさりげない花あしらいです。

idea 4
リゾート感が広がる葉ものあしらい


リゾート感が広がる葉ものあしらい

アジアンリゾートの雰囲気を作るのに活躍するのが、ヤシやセローム、モンステラなどの大きな葉ものです。ソファに腰掛けた際に見上げる位置になるよういけるのがあしらいのコツ。高く広がりのある存在感が空間のアクセントとなり、いつもの眺めが一変します。

idea 5
苔のみずみずしさを愛でるデコレーション


苔のみずみずしさを愛でるデコレーション

黒釉のボウルと、灯籠形のキャンドルホルダーに苔を入れたアレンジです。作り方は、手持ちのボウルや鉢などにシート状の苔を適当な大きさにカットして入れ、霧吹きで十分に水をしみ込ませるだけ。みずみずしい苔の上に一輪花を置けば洒落たデコレーションの完成です。

横瀬多美保

横瀬多美保(よこせ・たみほ)
テーブルコーディネーター、インテリアスタイリストとして『家庭画報』をはじめとする女性誌や料理本で活躍。百貨店やショールームのディスプレイ、商品開発にも携わる。新旧、和洋を自在に織り交ぜた、モダンでエレガントな世界観にファンが多い。

横瀬多美保さんが提案するインテリアレッスンの記事はこちら

スタイリング/横瀬多美保 撮影/鈴木一彦 取材・文/鈴木博美

※本テーマの掲載品はすべて著者の私物であり、アイテムによっては販売終了になっているものもあります。ご了承ください。
※本特集は、『家庭画報.com』の連載と、連載を書籍化した小社刊『テーブルコーディネートから始まる 美しい暮らしのインテリア365日』の一部を再編集したものです。

『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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