インテリア

ピンク尽くし!かわいい小花を集めて作る、誕生祝いのブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

5月30日の贈り花

5月30日の贈り花

ピンク尽くしの愛らしいブーケを誕生祝いに贈る

福井で暮らすお友達の誕生祝いの花のオーダーを、岡山からいただきました。私の店は広島ですが、もうどこにあろうと関係ないようです(笑)。福井のお友達はとてもかわいらしい女性で、ピンクのブーケにしてください、とのこと。おまかせください、いまならラブリーなピンクの花がたくさん揃っています!

今回のオーダーにぴったりの、プリティーピンクという品種名のスカビオサ、「いちごみるく」という名前からしてかわいらしい染めのマトリカリア、淡いピンクのアスチルベ、ごく小さなピンクの花が咲くセアノサス。

テーブルに花を揃えただけで、仕上がりのかわいらしさが想像でき、ついつい笑顔になってきます。ピンクの引き立て役には、フレッシュグリーンのフランボワーズと黄緑色のアルケミラモリスを選びました。

揃えたのはすべて小さめの花ばかりですが、束ねてみるとこれがとても愛らしい! 密度感が高く、その分ブーケ全体のピンクがひとかたまりになって強く印象づけられると思います。バラやカーネーションなど大きな花を加えなくても、インパクトのあるブーケができること、覚えておいてください。

かわいらしい品種名もぜひお伝えしたくて、カードに記してブーケと一緒に送りました。離れて暮らしていても友人の誕生日を忘れずに祝う優しい気持ちとともに、ラブリーなブーケがいつまでも記憶に残ることを願っています。

【使用花材】
スカビオサ プリティーピンク
マトリカリア いちごみるく(染め)
アスチルベ ライトピンク
セアノサス マリーサイモン
アルケミラモリス
フランボワーズ

贈り花のヒント
贈り花の場合、ボリューム感や存在感のある花をメインに加えて、インパクトがあるものに仕上げることが多いのですが、時には小花だけを集めた愛らしいブーケやアレンジにすると新鮮な印象に映ると思います。

野に咲く小花を集めたようなブーケを好む方も多くいらっしゃいますし、小花を脇役と決めつけず、その魅力を最大限に生かしたブーケにするのもおすすめです。

小花のブーケを作るときに、全体の花色を統一するとインパクトがより増します。今回はピンクでまとめましたが、ブルーやパープルなどの小花も揃うので、お好みの花色で試してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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