インテリア

最近のカスミソウは主役級の存在感!注目を集める「アルタイル」のブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

5月24日の贈り花

5月24日の贈り花

新しいカスミソウのブーケをお店のオープン祝いに

かなり以前にカスミソウがブームになったことがありましたが、そのときのカスミソウはとても小さな白花で、バラやカーネーションの脇役としてよく使われていました。

当時のイメージをいまでも持っていらっしゃる方、最近のカスミソウはすごいんですよ。品種改良で一つひとつの花が格段に大きくなり、いま注目を集めています。もう脇役なんて呼ばせない、とばかりの存在感!カスミソウの魅力、再発見です。

そんな新しいカスミソウの一つアルタイルを使って、お店のオープン祝いに贈るブーケを制作してみました。大きくなったカスミソウが目立つように、カスミソウより小さなセアノサスのピンク花マリーサイモンと組み合わせ、ナチュラルな雰囲気のアルケミラモリスを加えて束ねてみました。

いかがでしょう、大きくなったカスミソウがおわかりになるでしょうか。少し離れた場所から見ても、白い花の一つひとつがちゃんと見えると思います。

大きくなったといっても、小花であることに変わりないのですが、丸い花がたくさん集まる様が何ともかわいらしいでしょう。

カスミソウが大好きな方も多くいらっしゃいますが、この存在感あるカスミソウなら1種だけを花びんに挿して飾っても素敵だと思います。新しいカスミソウ、ご自身への贈り花にもおすすめです。

【使用花材】
カスミソウ アルタイル
セアノサス マリーサイモン
アルケミラモリス

贈り花のヒント
最近の切り花のトレンドの一つに「小花」があります。マーガレットでも小輪品種が登場したり、マトリカリアなども人気です。

小花のほうがブーケやアレンジにいろいろ利用しやすいということもありますが、その小花ブームのきっかけになったのが改良されたカスミソウではないかと思います。

花のトレンドはウエディングシーンから生まれることが多いのですが、花が大きく改良されたカスミソウは、ブーケや花冠にとても人気があり、そこから「この花は売れる!」という評価となって栽培量が増えます。

アルタイルのほか、庭花としても使われるコベントガーデンなども改良品種の一つで、カスミソウなのに花径が1cmちかくあります。花屋さんでぜひ新しいカスミソウを探してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2020年6月号 4月30日発売

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading