ハート型がかわいい「ケマンソウ」とピンクの花のラブリーなアレンジ

5月21日の贈り花

ハート型いっぱいのラブリーなアレンジを送別の贈り花に

退職される女性スタッフに、会社の皆さんから感謝の気持ちを込めた贈り花です。かわいらしい女性なので、ピンクのアレンジを、とオーダーいただきました。

ちょうど長野県小県郡の「フラワーファーム沓掛」さんから、ピンクのハート型の花が連なるディセントラが届いたところで、まさにグッドタイミング！


学名のディセントラで出回る花ですが、ケマンソウという和名のほうがよく知られていると思います。

庭花としてもよく利用されるケマンソウ科の宿根草で、ハート型の花が並んで咲くユニークな姿から、タイツリソウ(鯛釣り草)の別名もあります。切り花では生産量がそれほど多くなく、「フラワーファーム沓掛」さんが生産するものは出回り時期が少し遅く、5月中旬〜6月初旬のごくわずかな期間です。

ピンクのシャクヤクとバラの間に小花のアキレアを加え、その上にディセントラのピンクのハートをたくさん散らすように束ねました。ピンクをさらにかわいらしく見せるために、明るいフレッシュグリーンのアップルミントとアイビーを加えて仕上げました。

パッと目に留まるであろうピンクのハートは、仲間の皆さん一人ひとりからの感謝の気持ち。そう思うとできるだけたくさんピンクハートを入れたくなってしまいました。

【使用花材】
ディセントラ ピンク
シャクヤク サラベルナール
バラ シーアネモネ
アキレア
アップルミント
アイビー スタンテイラー

贈り花のヒント
ディセントラが庭で咲くのは4月〜5月で、温暖地の生産者さんからの出荷もちょうどその時期になります。ハートの花形だけでなく、鮮やかなピンク色もとてもかわいらしい印象です。

その花色がいちばん目立つように、シャクヤクとバラはディセントラより少し淡い色味にしました。バラのピンクにはいろいろなタイプがあり、今回はすっきりした愛らしいピンクのシーアネモネを選びました。アンティーク感のあるピンクを合わせれば、全体がシックな雰囲気にまとまり、サーモンピンクのバラなら、より華やかな雰囲気になると思います。

同じピンクでも印象が異なるので、作りたい、または贈りたいイメージに似合うピンクをセレクトしてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。