美しい2種の赤いバラを束ねて、若々しい母へ贈る還暦祝いのブーケ

5月6日の贈り花

クオリティの高い赤バラ2種のブーケを還暦のお祝いに

お母さまの還暦を祝う花のオーダーを娘さんご夫婦からいただきました。60歳といっても、お母さまはとても若々しく「還暦なんて祝わなくていい」とおっしゃっているとか。

では、これからもその若々しさをずっとキープして元気でいてください、という思いを込めて、花を束ねようと思いました。


還暦といえば、やはりテーマカラーは赤。そこで、今回の贈り花のために2種類の赤バラを取り寄せました。

広島県竹原市の「神田バラ園」さんにお願いしたのは、鮮やかな朱赤のバラ ルージュリアン。神田さんはこのバラの生産が得意なのか、いつお願いしてもとてもクオリティーの高いものを届けてくださいます。

もう1種は、赤に淡い赤の絞りが入るフルフル。奈良県の「平群温室バラ組合」から取り寄せました。何とも優雅な花形、花色で、思わずうっとり眺めてしまう出来映えです。

すばらしい2種の赤バラを引き立たせたくて、合わせる花色を白とフレッシュグリーンのみにして束ねてみました。個性的な花形の白い花は、和名のクスダマツメクサでも知られるトリフォリウムです。かたまりの印象があるバラを、トリフォリウムを加えて軽快な雰囲気に仕上げました。

【使用花材】
バラ ルージュリアン、フルフル
トリフォリウム クリスタルキャンドル
シレネ 小布施の郷
ビバーナム スノーボール
豆軍配ナズナ
フランボワーズ

贈り花のヒント
還暦祝いの際には、赤いちゃんちゃんこに大黒頭巾を着るのが定番ですが、最近の60歳は皆さまお若く、この服装を嫌がる方も多くいらっしゃいます。でも、せっかくのお祝いですから、何か赤が入ったものをプレゼンするのがおすすめです。

花には素敵な赤花も多くあり、特にバラは赤の品種が多く揃っています。渋めの赤、ピンク混じりの赤、朱赤、ビビッドな赤など、色調の異なる赤があるので、贈る相手の好む赤を見つけてください。

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