入荷時期はわずか2週間ほど！希少な「西洋オダマキ」を加えた優雅なブーケ

4月10日の贈り花

西洋オダマキが素敵なスプリングブーケを手土産に

楽しみに待っていた西洋オダマキが入荷しました。オダマキはキンポウゲ科の花で、西洋オダマキと呼ばれるのは、ヨーロッパ原産のアクイレギア・ブルガリスの交配種のことです。

春の盛りに咲く庭花として人気がありますが、切り花で出回る量はとても少なく、出回り期間はわずか2週間ほどしかありません。だから、毎年その時期を逃さないように仕入れるようにしています。


今回届いたのは八重咲きのウィンキーというシリーズの赤と白のバイカラーの品種です。西洋オダマキは少しうつむき加減に咲く様子が大人っぽく、バラやガーベラに比べると花は小さいものの、優雅な雰囲気を醸し出してくれます。

さて、どんな贈り花に使えるかな、と楽しみにしていたところ、友人宅で開かれるアフタヌーンティーに招かれたので、手土産のお花をというオーダーをいただきました。素敵なマダムが集まる会なのだろうと推測し、西洋オダマキをたっぷり加えたブーケを作ることにしました。

静岡県牧之原市のガーベラ専門生産者「アドアー フローカ」さんの蕾ガーベラ、長崎県佐世保市の「ワイルドプランツ吉村」さんのマトリカリア、愛知県田原市の「ジャパンフラワードリーム」さんのマム、と選りすぐりの花を集めて束ねると、春の華やかな気分にぴったりのブーケになりました。

きっとおいしそうなスイーツが並ぶであろうパーティの雰囲気を、さらに盛り上げてくれることを願ってお届けしました。

【使用花材】
西洋オダマキ ウィンキーダブルレッドホワイト
蕾ガーベラ各種
マム オペラピンク、ボンベリーニ
マトリカリア シングルベグモ
ニゲラ アフリカンブライド
ビバーナム スノーボール

贈り花のヒント
友人のお宅で開かれるパーティや食事会の手土産に悩んだら、ぜひ贈り花を利用してください。料理自慢のお友達であれば、きっと食卓の準備は完璧なはず。スイーツまで含め、バランスを考えて準備を整えているところに、さらに食べ物を持っていくのは、避けたいところです。

花であれば、その場を明るく華やかに盛り上げ、また季節感をもたらしてくれるので、もしいくつか重なったとしても邪魔になることはありません。今回は、贈る相手のお宅に花びんがあると伺い、ブーケにしましたが、花びんがあるかどうかわからない場合は、バスケットなどを利用したアレンジにすると、そのまますぐに飾ってもらえます。

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