インテリア

思わず笑ってしまう?ユニークな名前のスカビオサが入った、春爛漫のアレンジ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

2月18日の贈り花

2月18日の贈り花

友人の結婚記念日を祝う春爛漫のアレンジ

岐阜に住むお友達の結婚記念日の贈り花の依頼を受け、春らしさあふれる華やかなアレンジを作りました。ラナンキュラス、チューリップ、スカビオサなど、赤からピンクの花を集め、ブルーのニゲラとグリーンのラナンキュラスをアクセントに加えました。どれもサイズが同じくらいの丸い花なので、スマートな花形のキルタンサスを加えてアレンジに動きをつけてみました。

どれも今がちょうど出盛りの花で、かわいい品種を選び放題!作っていてとても楽しい気持ちになってきます。「結婚記念日おめでとう!これからもずっと仲良く……」という気持ちがまっすぐに伝わってくれるといいなと思いながら挿しました。

フローラルフォームを使ったアレンジでは、花の顔一つひとつがよく見えるように挿すのがポイント。つるっとしたラナンキュラス、フリフリのスカビオサなど、質感の違いもよくわかり、それがアレンジの表情を豊かにしてくれます。

【使用花材】
ラナンキュラス フェラン、ちほの碧(みどり)、パトラス
チューリップ サンブーカ
スカビオサ フリフリモコモコ、テマリマドカ、ストロベリー
ニゲラ ミスジーキル
キルタンサス
銀葉アカシア

贈り花のヒント
豊富な花色を使ったアレンジでは、葉ものなどのグリーン花材を多めに使い、全体をナチュラルにまとめて仕上げることが多いのですが、今回はあえて葉ものは少なくし、アレンジの周囲に加えるだけにしました。

丸い花がいっぱい集まっている楽しげな表情をストレートに見せたほうが、このアレンジの場合は魅力的だと思い、黄緑色のラナンキュラスを加えています。グリーン花材の使い方次第で、アレンジの印象は大きく変わるので、仕上げたいイメージに適した葉ものや緑色の花を上手に利用してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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