インテリア

バレンタインデーにぴったり!深紅×紫の花で作るロマンチックなブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

2月14日の贈り花

2月14日の贈り花

忙しさが嬉しいフラワーバレンタイン

2月14日。今日は昨日ご紹介したフラワーバレンタインです。「花の国日本協議会」がこのイベントを始めたのは2011年ですが、10年足らずの間にけっこう浸透しているようで、2月14日前にフラワーバレンタインの贈り花のオーダーをたくさんいだたくようになりました。贈り花を作る機会が増えるのは、花屋にとってはとても嬉しいことです。

今回は京都から大阪へ、仲のいいお友達に贈るフラワーバレンタインです。昨日はシックで個性的なチューリップミステリアスパーロットを使い、ミモザを加えて紫×黄色の色合わせにしましたが、同じチューリップでも合わせる花を替えると、イメージががらりと変わることをご紹介したいと思います。

今回のブーケは、紫にブルー系を合わせたもの。水色に染めたアスチルベやブルーのムスカリを加えると、春の空気のようなさわやかな印象になりました。ひらひらしたチューリップと同じ色合いのパンジーの花びらは、フリルのようにひらひら。濃い紫のブーケは重い印象になりがちなので、軽やかな花形を選んでみました。

合わせる色で異なる印象のブーケを作るのは、とても楽しい作業です。お客さまにはどちらか一方しか届かないのですけれど…。

【使用花材】
チューリップ ミステリアスパーロット
パンジー フリズルシズルバーガンディー
アスチルベ スカイパープル(染め)
ムスカリ
ユーカリ

贈り花のヒント
一度に数人に贈り花をするとき花選びに迷ったら、メインを同じ花に決め、サブに異なる色味を選んでみてください。サブの花色を替えるだけで、仕上がりのイメージが大きく変わってきます。

もし、食事会などで手渡したら、「わっ、同じ花なのに印象が違う!」と、楽しい話題の提供ができるかもしれませんね。花色合わせは自由自在。贈る相手を思い描きながら、似合う組み合わせを探してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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