インテリア

大切な人に花を贈る、バレンタインの新習慣「フラワーバレンタイン」

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

2月13日の贈り花

2月13日の贈り花

仲良しのお友達にバレンタインの贈り花

明日はバレンタインデー。日本では女性から男性へ、愛する気持ちや感謝の気持ちをチョコレートとともに贈る日として認識されていますが、海外では大切な人に花を贈る日として定着している国が多いそうです。「花の国日本協議会」では、2月14日を「フラワーバレンタイン」と称し、男性から大切な女性へ花を贈りましょうと呼びかけています。その呼びかけが広義で解釈されたのか、女性から女性への贈り花のオーダーもよくいただくようになっています。いつもお世話になっている先輩の女性や、かわいがっている後輩に、などなど。

今回は、奈良で暮らす仲良しのお友達にフラワーバレンタインを、というオーダーをいだたきました。ファッションセンスがよく、いつも素敵なコーディネートの女性とお聞きし、少し個性のある花色合わせにしようと考えました。

少し赤みのあるシックな紫色のチューリップがちょうどいい感じに開いてきたので、それをメインにし、チューリップと同じ色合いのアネモネ、淡いパープルのスイートピーを加え、黄色のミモザをたっぷりとあしらってみました。黄色と紫は、色相環では正反対近くに位置し、反対色(補色)に近い色合わせです。つまり、2色の持つ色の相違が大きいということで、その組み合わせはコントラストが強く、お互いを引き立て合う相乗効果があります。

個性的で大きい花形のチューリップと小花のミモザという、花サイズの違う取り合わせはバランスよし! 束ねてみると、大人っぽい中にかわいらしさのある、春のブーケになりました。

【使用花材】
チューリップ ミステリアスパーロット
ミモザ
アネモネ ミストラル
スイートピー スプラッシュブルー

贈り花のヒント
友人に花を贈る機会は、意外に少ないのではないでしょうか。毎年の習慣として誕生日に、ほかには何かお祝い事があったときくらい……かと。特に花が好きなお友達にはもっと花を贈りたい気持ちになることもあると思います。だから、フラワーバレンタイン!

友情がいつまでも続くことを願って、また、仲良しでいてくれる感謝の気持ちを込めて、ぜひ豊富に揃う春の花を贈ってみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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