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コシノジュンコさんのおもてなしインテリア拝見!空間を彩る「対極の美」とは?

2019.12.02

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玄関からリビングまで 招く日の華麗なるインテリア 第3回(全4回) クリスマスや忘年会など、集う機会の増えるこの時期。お世話になったかたを自宅にお招きすることもあるでしょう。今年は、インテリアに少し手を加えて、家全体をお洒落に演出してみてはいかがでしょうか。いつもと違う素敵なおもてなしに、ゲストの気持ちも盛り上がり、忘れられないひとときを過ごしていただけるはずです。前回の記事はこちら>>

コシノジュンコさんのおもてなしインテリア拝見
空間を彩る“対極の美”


南青山のスタイリッシュな空間に暮らすデザイナー、コシノジュンコさんにとって、住まいは“おもてなしの舞台”。ファッション同様、自己表現であり、暮らしを楽しみ、人生を充実させるために、なくてはならないものだと話します。訪れたゲストに粋な驚きと感動をもたらす、そのセンスをご紹介します。

コシノジュンコさんのおもてなしインテリア拝見空間を彩る“対極の美”
コシノジュンコさん

東京を拠点に活動。1978年のパリコレクションを皮切りに世界各地にてショーを開催し文化交流に努める。オペラやブロードウェイの舞台衣装、スポーツユニフォームといった服飾デザインのみならず、インテリアデザインも手がけるなど、幅広い分野で活躍中。文化功労賞顕彰。

しつらいの様子を確認するコシノさん。水盤が静寂を醸す中庭に面したこのリビングは、シンプルモダンに徹した、おもてなしのための変幻自在な空間。窓を開ければ四季折々の空が見えるオープンエアの中庭と一体化し、自然を感じる遊びの場が誕生します。

“対極の美”がテーマの今日は、モダンな鉄製の花器にしだれ柳を大胆に生けるなど、洋と和の取り合わせの妙にもコシノさんのセンスが光ります。

【重ねる】
引き立て合う配色のインパクト


扉が開いた瞬間から、コシノジュンコの世界へ

扉が開いた瞬間から、コシノジュンコの世界へ


これから始まる時間への期待を感じさせたい玄関には、当日のテーマや演出を意識した、シンボル的なアイテムを。

この日、正面のチェスト上に置いたのは、生前に交流のあったフランスの前衛芸術家・セザールの作品。静謐さの中に強い生命力を感じさせます。左側に置いた屛風と枝ものも、誘いの空間に奥行きと趣をもたらします。

ルールにとらわれず、色で印象づける

ルールにとらわれず、色で印象づける


「テーブルセッティングは“目に訴えること”が大切」と話すコシノさん。

緑と黒をテーマカラーに、洋食器、和食器といった概念を取り払い、器を色で整理し直すことで新鮮なコーディネートを提案。本漆の丸皿を複数重ねるだけでも端正なアクセントに。

お客さまへの手土産もテーマカラーで統一

お客さまへの手土産もテーマカラーで統一


たとう紙に入ったハンカチを手土産に。「その日のおもてなしのキーカラーを選べば、当日の印象を宿す思い出の品にしてもらえます」とコシノさん。同商品は、京都国立博物館ミュージアムショップと東京・青山のジュンココシノ本店で入手可能。

器にもオブジェにもなる切溜(きりだめ)は優れもの

器にもオブジェにもなる切溜(きりだめ)は優れもの


発想次第で組み合わせが利く本漆の切溜(箱型の器)も、コシノさんオリジナル。

ふたと容器を器として個別に使えるうえ、ふただけを重ねると(写真奥)、存在感を放つ演出の要にもなります。空間も器も、用途を限定せず自由に楽しむのがコシノ流。

自分らしさを物語るアートでお客さまをもてなす

自分らしさを物語るアートでお客さまをもてなす


アートも、おもてなしに欠かせない演出アイテムの1つ。

キャンバスにアクリル絵の具でダイナミックなうねりを表現した2点の絵画は、コシノさん作。自分らしさを表現した絵を飾ることで、ご本人のつくり上げた世界観と響き合い、ゲストの心を潤します。
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