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ハイクオリティな美しさ!JA高千穂で生産される「あまてらすラナンキュラス」

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

1月26日の贈り花

1月26日の贈り花

宮崎で暮らす友人に宮崎が誇るラナンキュラスのアレンジを

この時期に出回り量が多くなり、贈り花に頻繁に利用するのがラナンキュラスです。なかでも届くたびにクオリティの高さに思わず感嘆してしまうのが、「あまてらすラナンキュラス」。

これは宮崎県の北端、西臼杵郡高千穂町「JA高千穂」で生産されるラナンキュラスの総称です。

高千穂町には古代に太陽神天照大神(あまてらすおおみかみ)がこもったとされる「天の岩戸」の伝説があり、「JA高千穂」内のラナンキュラス生産グループはそれにちなみ「あまてらすラナンキュラス部会」と名づけられています。

冷涼な気候でじっくり栽培されるので、花色、花形が美しいだけでなく、茎がしっかり締まり、花持ちもよいのが特徴です。

ちょうど宮崎県で暮らすお友達に誕生日の祝い花を贈りたいというオーダーをいただき、これは宮崎が誇るラナンキュラスをぜひメインにしたアレンジにしなくては、と考えました。

選んだのは、白に赤紫がのる個性的なバイカラーのリナセティーという品種です。大人っぽい雰囲気を醸す、何ともおしゃれな花色!ラナンキュラスにこんな花色があること、生産地の宮崎で暮らしていてもご存じない方もおおいのではないかと思います。

もう1種、これも宮崎県で生まれたグリーンの品種M-グリーンを選びました。Mはもちろん宮崎の頭文字です。

ラナンキュラスの花色をさらに引き立てたくて、ムスカリ、アネモネ、エリンジウムと形が異なる濃淡ブルーを選び、シンプルな色合わせにして仕上げました。

比較的静かな花色合わせでありながら、インパクトは強く、きっとご友人の記憶にも残るのではないかと思います。

【使用花材】
ラナンキュラス リナセティ、M-グリーン
アネモネ デカン、モナークブルー
ムスカリ
エリンジウム
豆軍配ナズナ
ユーカリ アップル

贈り花のヒント
あまてらすラナンキュラスは12月〜翌年の4月まで出荷されますが、1月〜2月は特に品種が豊富に揃う時期です。最近は育種が盛んに行われ、「これがラナンキュラス!」と驚くような花色、花形の品種もたくさん登場し、注目を集めています。

存在感のある花なのでアレンジの主役に最適ですが、変化のある花色の品種はアクセントとして使っても効果的です。花にボリュームがある割りに茎が細いので、短めにカットしてアレンジに使うのもおすすめです。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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