インテリア

「スイートピーの日」生まれの娘から両親へ。感謝を込めて贈るアレンジ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

1月19日の贈り花

1月19日の贈り花

誕生日に両親に贈る感謝のアレンジ

シアトルに住む娘さんからオーダーが届きました、ご自身の誕生日に、ご両親に花を贈りたいという内容です。「この私の命をありがとう」「2人の娘であることを誇りにこれからもがんばります」という気持ちを花にのせて両親に届けたいのだそうです。

長年、誕生日の贈り花はたくさん作ってきましたが、こういうケースは初めてで、「なるほど、こういう贈り方もあるんだなあ」と感心しました。

誕生日の1月21日は「スイートピーの日」ということで、カルメンという真っ赤なスイートピーをメインに選びました。

「スイートピーの日」は松田聖子さんの「赤いスイートピー」がリリースされた日。そして、オーダーくださった娘さんのお名前も聖子さん。これはもう赤いスイートピーを使うほか選択肢はないではありませんか。

赤いアネモネでボリュームアップし、赤のバイカラーのラナンキュラスやピンクのバイカラーのスカビオサ、ライトピンクのアスチルベを加え、赤からピンクの華やかなグラデーションを描きました。

ご両親にとっては、大人になっても娘さんはいつまでもかわいらしい存在だと思います。華やかでかわいらしいアレンジにのせて、遠く離れて暮らす娘さんの、ご両親を大切に想う気持ちが伝わるといいなと思います。

【使用花材】
スイートピー カルメン
アネモネ ミストラルスカーレット
ラナンキュラス モロッコエルフード
スカビオサ プリティーピンク
アスチルベ ライトピンク
豆軍配ナズナ
銀葉アカシア

贈り花のヒント
誕生日は家族や友人に祝ってもらうというのが一般的ですが、誕生日を感謝の気持ちを伝える日にするのも素敵ではありませんか。

ご主人に、お子さんたちに、友人に、花で感謝の気持ちをぜひ伝えてください。なかなか会えない友人には、1年に1度の誕生日を、「元気に暮らしています」という近況報告の日にしてもよいと思います。贈り花の機会は考え方しだいで、いくらでも増やせるのだと、今回のオーダーから学ばせていただきました。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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