インテリア

全部食べられるんです! エディブルフラワーで作る新スタイルの贈り花

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

1月13日の贈り花

1月13日の贈り花

新感覚の贈り花、エディブルフラワーのリース

この時期、毎週のように美しいダイヤモンドリリーを届けてくれる東京・清瀬の「横山園芸」さん。その横山さんが新しく取り組んでいるのが、食べられる花エディブルーフラワーです。先日届いたダイヤモンドリリーの荷の中に、お試し用のエディブルフラワーが入っていました。

パンジー、ビオラ、プリムラなど、色とりどりの愛らしい花! これが全部食べられるなんてと驚くと同時に、この花で何か作ってみたい、と制作意欲がわいてきました。
茎が短くカットされているので、フローラルフォームを利用したアレンジがいいと考え、リース型を選んで花で埋めていくと、こんなにかわいらしい春のリースができました。テーブルの真ん中に置いて、好きな花を摘みとり、そして食べる! そんな使い方も楽しいのではないかと思います。

横山さんが試作の花を送ってくるときは「これで何を作る?」というお題を無言で出しているようなものなので、さっそくリースを撮影して送ったところ、「本当にアレンジしちゃった!」と返信がありました。いまはレストランなどのお店への出荷分だけの生産だそうですが、ケーキなどスイーツの飾り付けにも利用できるし、一般にも流通するようになるとおもしろいと思います。

ちなみに花の味は種類によって違うので、「へえー、パンジーってこんな味なんだ!」と一つひとつ花を食べながら味を確認するのもとても新鮮で楽しかったです。新しいスタイルの贈り花として、お客さまにもぜひ提案していきたいです。

【使用花材】
エディブルフラワー各種

贈り花のヒント
エディブルフラワーは食用の花なので、化学的な農薬やホルモン剤などを使用せずに栽培されています。花の種類によって味は違いますが、栽培方法でえぐみを取り除く取り組みも進んでいます。少ないながらスーパーマーケットにも出回るので、小さなリースなどの新しいスタイルの贈り花にするときっと、喜んでいだたけると思います。花の中には有毒なものもあるので、ご自身で育てた花を食用にする際は、食べることが可能かどうか、しっかり調べるようにしてください。アレンジ用のエディブルフラワーは、花屋さんで取り寄せてもらうことが可能です。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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