インテリア

入手困難な面白いガーベラを束ねた新春にふさわしい贈り花

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

12月30日の贈り花

12月30日の贈り花

新年にふさわしいフレッシュ感たっぷりの贈り花

ご贈答用でなく、ご自宅に飾るための花のオーダーを受け、フレッシュでさわやかなブーケを作りました。お正月花にこだわらなくてもよい、というお話だったので、私のお気に入りのガーベラを存分に使ったアレンジを作ってみました。

細い筒状の花形のガーベラはパスティーニコルヴァーラ、蛍光色のような黄緑色のガーベラはグリーンスパイク。どちらも静岡県牧之原市の「アドアー フローカ」さんから届きました。

ガーベラをもっと自由に、もっと楽しく使ってほしい、という思いから2018年に設立した「アドアー フローカ」さん。蕾のまま出荷するガーベラにも魅了され、「アドアー フローカ」さんのお陰で、いままでにないくらいガーベラをよく利用させてもらいました。そんなお気に入りの花で、贈り花を作れる喜びをかみしめながら束ねたブーケです。

ラナンキュラスやハボタン、そして新春を感じさせるニホンズイセンも加え、フレッシュさが感じられるように仕上げました。定番のお正月アレンジの花色ではないけれど、新春の気分そのままの色合いではないかと思います。

【使用花材】
ガーベラ パスティーニコルヴァーラ、グリーンスパイク
ラナンキュラス ディーニュ、M-ゴールド
ニホンズイセン
ハボタン フレアホワイト、マーブル
アップルミント
ユーカリ

贈り花のヒント
ガーベラというと、ぱっと開いた一重のカラフルな花を思い浮かべると思います。切り花では周年出回る定番花ですが、その印象を大きく変えたのが「アドアー フローカ」さんのガーベラです。

蕾のかわいらしさが楽しめたり、花形も花色もいままでにない種類が揃っていて、ガーベラを束ねる楽しさを久しぶりに味わせてもらえました。

「アドアー フローカ」さんのガーベラはとても人気で、なかなか入手が難しいのですが、花屋さんでもしいままでに見たことがない変わったガーベラがあったら、ぜひ手にしてみてください。少ない本数でも花瓶に挿せば絵になると思います。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅からほど近い段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。 https://www.fleurs-tremolo.com

『人気フローリストが教える フラワーアレンジのデザイン&ヒント78
大切な人への贈り花』

誕生日、結婚記念日、ウエディングなど、78例のブーケ&アレンジメントを色別に掲載しています。オールカラーの大判の単行本で楽しむ、藤野さんのナチュラルでエレガントな花の世界は、眺めるだけで幸せな気持ちに。色別花図鑑コラムや全国の生産者データなどお役立ち情報やインデックスも充実。大切な人へ花を贈る際のヒントが満載です。

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