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クリスマスカラーといえばやっぱり赤×緑! 珍しいバラで作るブーケをお歳暮に

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

12月13日の贈り花

12月13日の贈り花

葉が香る珍しいバラをお歳暮に贈る

花のアレンジをお歳暮に、というオーダーをいただきました。間近に迫るクリスマスを意識して、広島県竹原市の「神田バラ園」さんから届いたすばらしいクオリティの赤いバラ2種をメインに使ったアレンジを作りました。波打つ花びらの重なりが優雅なファーストエディションと、気品のある赤花のルージュリアン。どちらも私のお気に入りの赤バラです。

このアレンジの陰の主役は、じつはもう1種加えたバラ、アップルフレッシュです。このバラ、葉に甘くさわやかな香りがあるとても珍しいバラで、生産者が少なく、入手が難しい希少な品種です。そのバラの葉の香りをさらに強めたくて、同じような香りをもつハーブゼラニウムのアップルフレグランスも加えました。ラッピングをほどいた瞬間に、甘酸っぱいリンゴのような香りがふわっと漂い、心地よくなることを期待!

花色の赤に変化をつけたくて、開きかけの赤いアネモネも加えました。花びらの裏側のピンクがかわいらしいでしょう!

コニファーやモミなどの針葉樹をたっぷり使い、赤×緑のクリスマスカラーでまとめました。この時期に贈るお歳暮に、クリスマスアレンジはとても喜ばれます。

【使用花材】
バラ ファーストエディション、ルージュリアン、アップルフレッシュ(葉ものとして利用するバラ)
アネモネ
ゼラニウム アップルフレグランス
モミ
コニファー ブールヴァール
アイビー スタンカーマイン

贈り花のヒント
クリスマスの色といえば、赤と緑が定番。クリスマス用でなくても、この色合わせにすると自然にクリスマス気分が伝わります。赤に合わせるグリーン花材を深い緑にすると少しシックに、明るいフレッシュグリーンにすると元気で若々しい雰囲気になります。グリーン花材の選び方でさまざまな印象が楽しめるので、イメージに合う葉色を上手に選んでください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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