インテリア

リースやツリーの代わりにいかが? 聖夜にぴったりのクリスマス・ネリネ・ブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

12月10日の贈り花

12月10日の贈り花

今年最後のクリスパーリリーを、生産者へのお礼に贈る

初秋から毎週のように繊細で美しいネリネ(ダイヤモンドリリーを含む)を送り続けてくれた東京・清瀬の「横山園芸」さん。花屋仲間の間ではこれを「ネリネの千本ノック」と呼んでいて、横山さんはクオリティの高いネリネを生産し「どうだ!」と見せる、花屋はそのネリネをうまく生かしたブーケやアレンジを制作して「どうだ!」と返す、そんな関係が何年も続いています。おかげで私はネリネの扱いに慣れ、さまざまなデザインの贈り花を制作できるようになりました。

そんなネリネのなかでも珍しい原種系のクリスパーリリーがそろそろ終わりの時期を迎えました。今回の入荷で最後になるかもしれないので、感謝の気持ちを込めて横山さんに贈りました。

繊細な花びらの純白のクリスパーリリー。その白さを際立たせたくて、針葉樹の中に加えたシンプルなブーケにしてみました。花色は少ないけれど、きりっとした空気感が冬の庭のイメージです。

来年の千本ノックも楽しみにしています、という気持ちも込めて、少し早いクリスマスプレゼントです。

【使用花材】
ネリネ クリスパーリリー
モミ
コニファー ブルーアイス

贈り花のヒント
ネリネはそれほど多くの量は出回らないので、横山さんに毎週のように送っていだたけるのはとてもうれしいことです。特に原種系のクリスパーリリーは希少なので、花屋さんで見かけたら、ぜひ贈り花に利用してほしい花ですし、花持ちがよいのでご自宅でも飾っていだたきたいと思います。ほかの花と合わせやすいのも魅力ですが、ネリネだけを束ねたブーケは贅沢感があり、とてもエレガントです。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅からほど近い段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。 https://www.fleurs-tremolo.com

『人気フローリストが教える フラワーアレンジのデザイン&ヒント78
大切な人への贈り花』

誕生日、結婚記念日、ウエディングなど、78例のブーケ&アレンジメントを色別に掲載しています。オールカラーの大判の単行本で楽しむ、藤野さんのナチュラルでエレガントな花の世界は、眺めるだけで幸せな気持ちに。色別花図鑑コラムや全国の生産者データなどお役立ち情報やインデックスも充実。大切な人へ花を贈る際のヒントが満載です。

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