インテリア

出産した妻へ感謝を込めて贈る、グリーンをたっぷり使ったみずみずしいブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

12月8日の贈り花

12月8日の贈り花

待望の赤ちゃん誕生で、ご主人から奥さまに「ありがとう」の贈り花

7年前に結婚式の花を担当させていただいたご夫婦のご主人から、贈り花のオーダーをいだたきました。待ちに待った赤ちゃんが誕生したそうで、そのお祝いと奥さまへの感謝の気持ちを込めた花束を、というご依頼です。直接お店にいらしてくださったのですが、本当にうれしそうで、話を聞いているだけでこちらまで幸せな気持ちになりました。

グリーンをたっぷり使ったみずみずしいブーケを、というご希望で、まずは黄緑色の珍しいリシアンサスをメインにしようと決めました。同じような黄緑色のビバーナムや、フレッシュな葉色のアップルミントなどのたっぷりのグリーンの中に、星形の小花のオキシペタラムやヒヤシンスを散らすと、くっきりした花形がパッと目に入り、愛らしい印象に仕上がりました。

結婚式の花を担当させていただくと、その後もご夫婦の記念日などの贈り花の依頼をいただき、長くご縁が続くことも多いのですが、赤ちゃんの誕生祝いのご依頼は、なかでも特別にうれしい出来事です。7年越しの念願の赤ちゃん誕生、本当におめでとうございます。

【使用花材】
リシアンサス アンバーダブルモヒート
オキシペタラム マーブルホワイト
ヒヤシンス チャイナピンク
ビバーナム スノーボール
アップルミント
スノーフレークゼラニウム
ギンヨウアカシア

贈り花のヒント
赤ちゃんというキーワードから、フレッシュ、小さくてかわいいという連想をして、フレッシュグリーンの花と葉、星形の小花という花材選びにつなげました。花を束ねたりアレンジするときには、想像力をフル稼働させることも大切です。今回のブーケは、ハーブのアップルミントのさわやかな香りと、ヒヤシンスのスイートな香りも楽しめます。出産後のからだを自然の芳香で癒やしていただけたらと思いました。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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