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形が似ているバラとハボタンとリシアンサス、見分けがつきますか?

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

12月7日の贈り花

12月7日の贈り花

バラとハボタンとリシアンサス、見分けがつきますか?

東京で暮らす友人に贈るバースデープレゼントの花です。その女性は花が好きでフラワーアレンジの教室にも通っているとお聞きし、ちょっとしたなぞかけをしてみたくなりました。

ピンクに染め上げたハボタンとオフホワイトのハボタン。アプリコット色のフリンジタイプのリシアンサス、そしてピンクのバラ。一見するとどれが何の花か、わからなくなりませんか?  フォルムが似ている異なる花を集めたのですが、花好きのご友人のこと、「これはバラでしょ。あれ、これはバラ? それともハボタン?」などと、一つずつ花を確認してくださるのではないかと思いました。

ただ遊び心が働いたわけではありません。これらの花が同時期に届いたときから、組み合わせたらきっと素敵で楽しいだろうなーと、その機会を探っていました。
全体をまとまったイメージにするために、白いニゲラを花と花の間に加えています。花形を鮮明に見せたくて、このブーケではリーフをあえて少なめにしています。

【使用花材】
ハボタン フレアホワイト、桃てまり(染め)
リシアンサス フリンジアプリコット
バラ ヴィクトリアンキス
ニゲラ ミスジーキル
ユーカリ

贈り花のヒント
寒さが増す晩秋から冬にかけては、安心して関東地方に生花のブーケやアレンジを送れます。もちろん、保水の処理はこの季節でも欠かせませんが…。ただ、届いたあとに暖房の効いた室内に飾ると、花持ちが悪くなって長く楽しんでいただけなくなります。特にエアコンの暖かい風に当たると、花は傷みやすいので、直接風が当たらない場所に飾るようにしてください。温度が低い玄関などに飾るのもおすすめです。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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