インテリア

大小の丸い花が集まった「秋のもこもこブーケ」!

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

11月19日の贈り花

11月19日の贈り花

今年の結婚記念日は優しいクリーム色の花で

結婚記念日に、毎年ご主人から奥さまへの贈り花の依頼をいただいています。昨年はピンク系のブーケだったので、今年はクリーム色のアスターをメインに、優しくナチュラルなブーケを制作しました。

八重咲きのアスターは、福岡県田川市の「グロウテック」さんから届いたマッシュイエローという品種。連作が難しいといわれるアスターを、試行錯誤を重ねて1年中出荷できるようにしてくださいました。八重咲きの大輪花はボリューム感がありながら、とても繊細な印象です。

このアスターより一段濃い黄色のバラを添え、黄緑色から茶色のグラデーションがナチュラルなバーゼリアも加えると、大小の丸い花が集まった「秋のもこもこブーケ」に!バーゼリアは市場では実ものとして扱われることが多いのですが、じつは丸い部分は堅いからをかぶった花なのです。

色は優しくナチュラルですが、もこもこした感じが暖かさを感じさせてくれる、季節感のあるブーケになったと思います。これからも結婚記念日に贈り花のオーダーをいだたけるよう、ご夫妻の幸せが長く続くことを願って束ねました。

【使用花材】
アスター マッシュイエロー
バラ カタリナ
バーゼリア ガルピニ
紅葉ヒペリカム

贈り花のヒント
この時期に出回るバーゼリアは、ニュージーランドなどの南半球からの輸入ものです。乾燥した環境から身を守るために、花は堅いからをかぶった丸い形をしています。小さなボールがポンポン弾んでいるようで愛らしく、クリスマスリースなどにもよく使われます。リースに使うとそのままドライになって長く楽しめます。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2020年3月号 2月1日発売

秘密の京都

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading