インテリア

ひと目で元気が出そう!バラ「オレンジロマンティカ」を使ったボックスフラワー

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

11月17日の贈り花

11月17日の贈り花

ショップのオープン祝いに元気色の花を贈る

お友達が念願のセレクトショップをオープンするお祝いに、ボックスフラワーのオーダーをいただきました。蓋を開けたときの、友人の「わーっ!」と喜ぶ顔が見てみたい、とのこと。

友人は店のオープンのために、とても忙しく動き回っていて疲れている、と伺ったので、元気が出るような花を贈りたいと思いました。

元気な色といえば、太陽の日差しを思わせるようなオレンジ色でしょう。オレンジ色は夏の花の印象がありますが、この時期にも素敵なオレンジ色の花がたくさん出回ります。まずは、バラのオレンジロマンティカ。ひと花に濃淡のオレンジ色が混じり合うとても素敵なバラです。

次は出回り始めのラナンキュラス。重なり合う花びらがつくるころんとした花形が愛らしく、くすみのない鮮やかなオレンジ色の品種があります。

また、マリーゴールドにも鮮やかなオレンジ色があります。マリーゴールドも夏の花の印象がありますが、切り花では11月くらいまで出回ります。

3種のオレンジ色をフローラルフォームを詰めたボックスに挿し、アクセントにクリーム色にアプリコット色がのるスカビオサを散らしました。淡い色が加わると濃淡のメリハリがついて、花をフラットに挿すボックスフラワーでも立体感が生まれます。

【使用花材】
バラ オレンジロマンティカ
ラナンキュラス ディーニュ
マリーゴールド ギガオレンジ
スカビオサ アプリコット
チョコレートゼラニウム

贈り花のヒント
アレンジがフラット(平面的)に見える場合は、メインの色より淡いパステルカラーか、ダークな色を少し加えると、濃淡のメリハリから凹凸感がつきます。

ボックスフラワーでは最後に蓋をするので、アレンジはフラットに挿しますが、濃淡の色使いによる視覚的効果で、立体的な印象を与えることができます。ボックスフラワーでなくても、アレンジが平面的だなーと感じたときには、この視覚的効果を利用してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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