インテリア

気持ちも華やぐ、バイカラー&八重咲きのユリが主役の祝い花

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

11月16日の贈り花

11月16日の贈り花

八重のユリとダリアで、開業を華やかに祝う

オフィスの開業祝いに贈る花の依頼をいただきました。そこで働くスタッフやオフィスを訪れる方々が飾られた花を見て、気持ちが華やぐようなアレンジにしたいと考えました。

兵庫県姫路市の「安富フラワーガーデン」さんからすばらしい八重咲きのユリが届いていたので、そのピンクと白のバイカラーのユリに淡いオレンジ色のダリアを合わせてボリュームあるアレンジにしてみました。

ユリは花サイズが大きすぎると、ほかの花と合わせにくくなるのですが、今回届いた八重咲きのユリ シアラは花径約10cmの中輪。ダリアと合わせてもバランス良くまとまるサイズです。枝分かれして花がたくさん咲くので、ボリューム感のあるアレンジが作れます。

ユリのピンクとダリアの淡いオレンジが1対1の割合になってしまうと、アレンジが落ち着かないので、カーネーションやダイアモンドリリーを加えてピンクの割合を増やしました。

ピンクと淡いオレンジの花色合わせは明るさと華やかさが魅力で、明るい未来がきますように、という気持ちを込めたお祝いの花にふさわしいと思います。

【使用花材】
ユリ シアラ
ダリア ポートライトペアビューティー
カーネーション ちはや
ダイヤモンドリリー フラッシュピンク
スペアミント
ユーカリ

贈り花のヒント
ユリは1茎に花がいくつもつく咲き方をするので、切り分けて使うとそれぞれの茎が短くなります。アレンジする場合は、いちばん茎の長いユリを高さの上限と考えながら挿すとよいでしょう。最近では茎を長く残して使えるように、生産者さんや市場で1茎1花のユリを作る取り組みも始まっています。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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